アクロキューブの全面シリコン自動吸着強靭保護ガラス「3D YATAGLASS iPhoneX用」を試す
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アクロキューブが販売する全面シリコン自動吸着強靭保護ガラス「3D YATAGLASS iPhoneX用」を試してみました。
試したのはノーマルタイプで、他に、アンチグレアタイプ、覗き見防止タイプ、ブルーライトカットタイプなどもあります。
AUGM東京2017でデビューしたメーカーでもあります。
付属品は、マイクロファイバークロス、アルコール洗浄布、ホコリ除去シール、取り付け説明書などです。
また、取付ガイドとして透明の背面カバーが付属しています。
この装着ガイドは、そのままケースとしても使用可能です。
取り付け説明書では、先にディスプレイ面を掃除してから取付ガイドを装着するとありますが、取付ガイドを先に装着してからディスプレイ面を掃除した方が良いです。
また、ガイドの説明がホームボタン有りiPhoneの図のため分かり辛いです。
取付ガイドは、取り外しやすい側面スリットが入ったポリカーボネート素材ケースとなります。
取付ガイドを装着したiPhone Xのディスプレイ面をマイクロファイバークロス、アルコール洗浄布、ホコリ除去シールで掃除します。
3D YATAGLASS iPhoneXの裏面にホコリが付いてしまった場合、ホコリ除去シールを軽く当てれば除去できます。
3D YATAGLASS iPhoneX用を裏側から見てみると、継ぎ目のない一枚ガラスを立体成型した光沢ガラスだと分かります。
立体成形ガラスは、ガラス自体を曲げるため、PETフレーム型よりも価格は上がりますが、継ぎ目がない手触りが得られます。
また、縁が内側から黒く塗装処理されており、内側にiPhone Xのディスプレイ面にだけ貼り付く飛散防止フィルムとシリコン糊フィルム層が追加されています。
iPhone Xは「iPhone X用保護フィルム 各社貼り付けキットを試す」で紹介したように、保護フィルムを貼るのがとても難しく、貼り付けキットを必要としますが、3D YATAGLASS iPhoneX用に付属する「取付ガイド」は、大きくズレないだけで、正確に貼れるという代物ではありません。
結局、きっちり貼れないので、空気の抜けがあまり良くありません。
アクロキューブのサイトに「気泡が入らない貼り方」という説明があり、3D YATAGLASS iPhoneX用をなんども貼り直してみたものの、3Dグラスは側面がラウンドした形状のため、ちょっとのズレでもディスプレイ面との間に歪みが生じ、空気が抜けない状態となります。
iPhone Xのディスプレイ個体差も激しく、それを吸収するためには「如何に正確に貼れるか」が問われます。
小さな気泡は数日で自然に馴染んで消え、全面シリコン層糊のため、馴染むまで1日程度かかる場合があると説明があるので1日放置してみましたが、4角とディスプレイ部分の2ヶ所の気泡は消えませんでした。
製品説明には「ガイドがなくてもディスプレイの曲面に合わせるだけで簡単吸着。」とありますが、それは「超精密正確に貼れた場合のみ」です。
3D YATAGLASS iPhoneX用は、ガラスの端のラウンド処理がとても滑らかなのが特長です。
スワイプ操作の多いiPhone Xの場合、保護フィルムを貼ることで指の引っ掛かりが起きるとストレスになりますが、それがまったくありません。
3D YATAGLASS iPhoneX用の防指紋コートレベルを「iPhone Xの耐指紋性撥油コーティング性能をチェック」でチェックした方法で試した結果、iPhone Xの防指紋コートと同レベルのコーティングがされていると判断出来ました。
製品そのものは良いのですが、トリニティの「魔法のツールV3」など、アクロキューブ独自の画期的な貼付け方法を見つける必要性があると思います。