ソフトバンクコマース＆サービスが販売する、カナダのTappLock社が開発した指紋で開錠できるスマート南京錠「Tapplock one」を試してみました。

iPhoneアプリ「Tapplock」で解除できるだけでなく指紋認証でもロック解除出来る南京錠です。

本体の充電は、付属するマグネット接着式USBケーブルを使用して行います。

２時間で満充電になり、約１年間継続使用（約3,500回のロック解除）できます。

microUSBコネクタなどは用意されていないため、分解されにくい構造となっています。

本体の重さは307gで、結構な重量感があります。

掛け金（ツル）は直径7mmのステンレス材で出来ており、本体はザマック3金属（亜鉛合金3）を使用しています。

とても頑丈な南京錠で、耐水性能もあります。

Tapplockアプリを起動して、新規アカウント作成を行います。

検証コードは、メールアドレスを入力後、確認コードを送信ボタンをタップすると、メールアドレス宛にコードが届くので、それを入力すると検証は完了します。

なお、パスワードは８〜１２桁の範囲で入力します。

iPhoneとのペアリングは、Tapplockアプリから行います。

Tapplock OneをLEDが青く点滅するペアリングモードにし、アプリ上でTapplock Oneの識別番号が表示されたらタップします。

Bluetooth接続されている場合は、アプリから遠隔ロック解除が可能で、そうでない場合は指紋認証によるロック解除となります。

Tapplockアプリで、指紋登録を行う場合、左右の手と指を指定したと後に、ランプの指紋センサーに指を置き、LEDライトが青色に点滅している間、センサー上に指を置いて保持します。

LEDライトが緑に変わったら登録完了です。

Touch IDとは異なり、何度も向きを変えたりギャップ調整等は必要ありません。

自転車の車輪に鎖チェーンを巻き、Tapplock oneでロックしてみました。

掛け金（ツル）開錠を指紋認証で行う場合、約0.8秒という高速開錠が可能です。

ダイヤル式錠や鍵式錠とは違い、指を乗せるだけで開錠が出来るのは大変便利です。

トランクに鎖チェーンを巻き、Tapplock oneでロックしてみました。

Tapplockアプリから「開錠する」ボタンをタップすると、Tapplock oneの掛け金（ツル）開錠が行えます。

アプリからは、Tapplock oneのバッテリー状態が確認できます。

また、Tapplock oneを開錠する友達設定も可能です。