ゼンハイザーのBluetoothトラッカー機能搭載NC付きワイヤレスヘッドフォン「MOMENTUM Wireless(第3世代)」を試す
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ゼンハイザージャパンが、アクティブノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドフォン「MOMENTUM Wireless(第3世代)」を発表したので試してみました。
ヘッドフォンの装着の有無を感知し、頭から取り外されると、再生を一時停止し、装着すると再生を開始する「Smart Pause」機能が搭載されています。
Bluetooth 5接続に対応、SBC、AAC、aptX、aptX Low Latencyコーデックに対応しています。
2015年12月に発売された「MOMENTUM Wireless(第2世代)」モデルは、MOMENTUMシリーズ初のノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドフォンでしたが、Bluetooth 接続で、Appleが採用するAACコーデックには非対応でした。
MOMENTUM Wireless(第3世代)本体に電源ボタンはなく、本体を折り畳むと電源オフ、開くと電源オンになる仕組みが採用されています。
専用キャリングケースに収納すれば電源がオフになるので、電源の切り忘れ防止に役立つ機能だと思います。
MOMENTUM Wireless(第3世代)のコントロールボタン類は、全て右側ヘッドユニットの後ろ側に集約され、手首を回して自然に操作が出来るようにデザインされています。
多機能ボタンは、ボタンを1回押し、素早く2回押し、素早く3回押しすることで機能が異なっています。
音声アシスタントボタンを1回押すと素早くSiriが呼び出せます。
新開発の42mm口径ダイナミック型ドライバーが搭載されています。
イヤーパッドやヘッドパッドの外装にシープスキンレザーが採用されていて、前モデルと比べてヘッドパッドの内側が肉厚になっています。
ヘッドバンドの金属パーツにはステンレス素材が継続採用されています。
アクティブノイズキャンセリング機能は、ヘッドユニット上のボタンでオン/オフすることができます。
また、ヘッドフォンを装着したまま外の音を取り込みできる「トランスペアレント・ヒアリング」機能もボタンで選択できます。
前モデルでも採用されていたNFCペアリングも引き続き搭載されています。
付属する3.5mmオーディオケーブル(本体側は2.5㎜4極プラグ)接続による有線接続に対応しています。
オーディオケーブルを接続すると機内モードが有効になり、Bluetooth 無線通信はオフになります。
アクティブノイズキャンセリングANCは、バッテリーが充電されていれば、すべての機能が使えます。
MOMENTUM Wireless(第3世代)本体の充電は、付属するUSB-Cケーブルを使用します。
バッテリーで最大17時間の音楽再生が可能で、約10分間充電すると約1.5時間再生できます。
USB-Cケーブルを、MacのThunderbolt 3ポートや、iPad Pro (USB-C)のUSB-Cポートに接続すれば、本体を充電しつつデジタル出力によるオーディオ再生が可能になります。
USB-Aポートに接続するためのUSB-Cアダプタも同梱されています。
iPhone/iPadアプリ「Sennheiser Smart Control」を使用して、アクティブノイズキャンセリングのモードを標準の「最大」から「風切り音防止」「側圧防止」モードに切り替えることができます。
また、指でなぞるだけで自由に可変可能なイコライザーも利用できます。
Bluetoothトラッカーの「Tile」が内蔵されていて、iPhone/iPad/Apple Watch用アプリ「Tile」に登録すれば、TileアプリからMOMENTUM Wireless(第3世代)を振動させたりして探すことができます。
MOMENTUM Wireless(第3世代)をiPhone 11 Proとペアリングし、Apple Musicを再生してみました。
リスニングの快適性が重視された本体設計により、スタジオ品質のオーディオのバランスのとれた深さと正確さが特徴的なサウンドとなっています。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
中音域から高音域までが少し持ち上がる感じで、自然なサウンドが特徴のようです。