ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤフォン「Sennheiser CX True Wireless」を試す
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ゼンハイザーが販売する完全ワイヤレスイヤフォン「Sennheiser CX True Wireless」を試してみました。
同社の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 2」と同等のTrueResponse トランスデューサーを採用したモデルで、ベースブースト機能による存在感のある低音に加え、ナチュラルな中音域と繊細でクリアな高音で再生できるという製品です。
7mmダイナミックドライバーと2つのマイクロホンを搭載し、最大9時間、ケース併用で最大28時間使用可能です。
ノイズキャンセリング機能、外周音取り込み機能はなく、LDSアンテナも搭載されていません。
Bluetooth 5.2接続対応で、SBC、AAC、apt-Xコーデックに対応しています。
イヤフォンユニットはIPX4の防滴仕様で、パッシブノイズアイソレーションで周囲の音を遮断してくれます。
左右関係なく片耳だけで使用することが可能で、通話をしながらもう片方をケースで充電できるのでバッテリー切れの心配もありません。
さらに良質なクアルコムチップの搭載により、シームレスな切り替えが可能です。
iPhone/iPadアプリ「Sennheiser Smart Control」を使用して、左右それぞれのユニットをタップする回数によるコントロール設定をカスタマイズすることが可能です。
また、左長押しで音量を下げる、右長押しで音量を上げるなどの設定も行えます。
Sennheiser Smart Controlのプリセットとして、ポッドキャスト、ムービー、Bass Boostが用意されています。
このBass Boost機能は、イコライザーでベースを単に上げるのとは異なり、音質に合わせて調節されるため、サウンドバランを崩さずに低音量が調整されるようです。
Sennheiser Smart Controlは、指でなぞるだけで自由に可変可能なイコライザーも利用できます。
また、バス、中音域、トレブルを、スライド式イコライザーで可変させることも可能です。
Sennheiser Smart Controlの歯車ボタンをタップすると、Sennheiser CX True Wirelessの自動電源オフ時間設定、通話中の自分の声の音声フィードバックを調整する側音設定、トーンと音声のプロンプト設定、マルチペアリングデバイス設定、ファームウェアアップデートなどが行えます。
Sennheiser CX True Wirelessで、Apple Musicを使用してみました。
ボーカル域がしっかり聞き取れるサウンドになっている気がします。
iOSの設定>ミュージック>ドルビーアトモス>で「常にオン」を設定することで、Sennheiser CX True Wirelessでも空間オーディオ再生が可能です。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
中低音域から中高音域までシャープに持ち上がり、余韻の領域である超高音域は絞りこまれる感じです。