Appleの新型AirPods「AirPods (3rd generation)」を試す
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Appleが、H1チップを採用した新型AirPods「AirPods (3rd generation)」を発売開始したので試してみました。
耐汗性能と耐水性能の両方を備え、ヘッドフォンと充電ケースはいずれもIPX4等級に適合しています。
新しく肌検出センサーが搭載されています。
AirPods (3rd generation)のヘッドフォン(L:A2564、R:A2565)は、Appleが新設計したダイナミックドライバと、パワフルなカスタムアンプを搭載し、高精細な音質で音楽をレンダリングします。
深みのある豊かな低音から明瞭で透き通った高音まで再生してくれます。
耳に合わせて音楽を自動的に調節するアダプティブイコライゼーションも搭載されています。
AirPods (3rd generation)充電ケース(A2566)は、バッテリー容量345mAhで、5W(5V/1A)出力仕様となっています。
フル充電したケースを使用した場合の合計再生時間は、最大30時間となります。
充電はLightningケーブル接続に加え、MagSafe充電、Qiワイヤレス充電に対応しています。
AirPods (3rd generation)充電ケースのMagSafe充電対応は、充電ケース内にMagSafeマウントマグネットが内蔵されているため、ずれることなくワイヤレス充電が可能になっています。
また、MagSafeマウントに対応しているため、ベルキンのMagSafe for iPhoneに対応した磁気スタンド「Belkin Magnetic Car Vent Mount PRO」などでもMagSafeマウントして充電が可能です。
AirPods (3rd generation)のヘッドフォンをダミーヘッドに装着してみました。
AirPods (2nd generation)と比べて、軸の長さがAirPods Proと同等サイズにまで短くなっています。
耳にフィットする装着部分のデザインも新しくなり、より幅広いユーザーに対応できるようになっています。
AirPods (3rd generation)の軸部分には、AirPods Pro軸部分にある感圧センサーと同じ仕組みが採用されています。
曲の再生、一時停止、早送り、さらに電話への応答と通話終了は感圧センサーでコントロールすることが可能です。
これまでは耳から離れたことを検知するセンサーとして光学式センサーが採用されていましたが、AirPods (3rd generation)は肌検出センサーが新搭載されています。
これにより、肌以外の場所から離れた場合の誤検知する確率が大幅に低減しています。
AirPods (3rd generation)は、iOS 15.1以降、iPadOS 15.1以降のシステム環境が必要です。
AirPods (3rd generation)の設定は、AirPods Proに似ていますが、アクティブノイズキャンセリング機能が非搭載のため、その設定項目がありません。
また、外部音取り込みモードも非搭載となります。
AirPods (3rd generation)で、Apple Musicのドルビーアトモスミュージックを再生し、空間オーディオを試聴してみました。
ダイナミックヘッドトラッキングにより、周りに音が配置しされて3Dサウンド体験を可能にしています。
音楽を聴く時も、テレビ番組や映画などを観る時も、あらゆる方向から飛んでくるサウンドに包まれるので、まるでコンサートホールや映画館を独り占めしているような感覚になります。
なお、空間オーディオを有効にした場合は最大5時間となり1時間短くなります。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
全音域にわたってフラットな感じで、4kHz~16kHzがブーストされ華やかなリズム感が出てる音質のようです。