iPhoneを超高性能な顔トラッキング動画カメラとして利用できる「Belkin Auto-Tracking Stand Pro with DockKit」を試す
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BelkinがCES2024で発表した、AppleのDockKitに対応した自動追尾式iPhoneマウント「Belkin Auto-Tracking Stand Pro with DockKit」を試してみました。
iPhoneのフェイストラッキング(顔認識)機能は、iOS 12から搭載され、OSのバージョンが上がる度に精度が向上しています。
iOS 17からは、WWDC23で発表されたiPhoneを電動カメラスタンドの中央演算装置として機能させるためのフレームワーク「DockKit」が追加されています。
この製品は、DockKitに対応した最初の製品となり、MagSafeマウントに対応したiPhone 12以降で利用できます。
アメリカでは2024年2月23日から発売が開始され、日本では2024年3月末頃から販売が開始される予定となっています。
Belkin Auto-Tracking Stand Pro with DockKitは、容量5,000 mAhバッテリーを搭載し、バッテリー駆動で最大5時間利用することができます。
USB-C - USB-Cケーブル(1.5m)が付属し、Apple Storeで販売されるモデルには、30W USB-C電源アダプタも同梱されています。
Belkin Auto-Tracking Stand Pro with DockKitは、30W USB-C電源アダプタ以上を接続している場合、MagSafe充電スタンドとして利用することが可能です。
バッテリー駆動の場合はワイヤレス充電機能は利用できません。
底部には一般的な1/4インチサイズの三脚穴が設けられていて、三脚に設置して使用することも可能です。
Belkin Auto-Tracking Stand Pro with DockKitの電源を入れ、スダンド部にあるNFCペアリングマーク近くにiOS 17以降がインストールされたiPhoneを近づけます。
画面に表示される指示に従って操作してから「完了」をタップします。
AirPodsをiPhoneとペアリングする操作に似ています。
電源を入れたBelkin Auto-Tracking Stand Pro with DockKitにiPhone 15 ProをMagSafeマウントし、台座のLEDランプが緑色になったら設定完了となります。
専用のアプリを必要とせず、iPhoneのカメラを起動しビデオに切り替えて、画面内に表示されている顔を認識すると、360°顔と体の動きや動作をトラッキングしてくれます。
また、モーターによる90°オートチルトでビデオアングルを自動調整もしてくれます。
DockKitは、モーター制御と被写体のトラッキングをシステムレベルで処理するため、Blackmagic Cameraのカメラアプリ「Blackmagic Camera」など、iOSのカメラAPIを使用するすべてのアプリで利用することが出来ます。
また、カメラアプリ側がDockKit APIをフル活用するように開発されていれば、ハンドジェスチャーによる操作や、内蔵されているアニメーション表示なども可能です。
Belkin Auto-Tracking Stand Pro with DockKitにMagSafeマウントされたiPhone 15 Proは、TrueDepth カメラだけでなく、Apple Watchカメラリモートから背面カメラに切り替えて、Apple Watch上でプレビュー動画を確認しながら背面カメラを利用したiPhoneのフェイストラッキング(顔認識)動画撮影が可能です。
iPhone 15シリーズの48MPメインカメラ性能により、かなり離れた場所にいてもフェイストラッキング(顔認識)が可能です。
また、4K/60fpビデオ撮影にし、離れた場所で走った人物でもフェイストラッキング(顔認識)動画撮影が可能です。
協力:Belkin