LEWITTの革命的プロ用XLRオートフォーカスマイクロフォン「RAY」とオーディオ・インターフェース「CONNECT 2」を試す
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LEWITTが販売するプロ用XLRオートフォーカスマイクロフォン「RAY」と、USB-C接続対応オーディオ・インターフェース「CONNECT 2」を試してみました。
RAYは、従来のマイクと使い手の距離感によって起きる音質的な問題を全て解決するセンサーベースのAURAテクノロジーにより、マイクまでの距離を継続的に測定することで、レベルやトーンをその場で最適化させます。
CONNECT 2は、声や楽器を録音できるUSB-Cオーディオインターフェースで、DSP搭載のプリアンプ特性、簡単に使えるコンプレッサーとデノイザー、オートセットアップ、オートゲイン、クリップガード、カスタムできるワークフローとビジュアルスタイルなど多くの機能を搭載しています。
LEWITTから、出演するテック系ポッドキャスト「backspace.fm」に提供して頂いたのを使用しています。
LEWITT RAY
LEWITT RAYのパッケージは、RAY本体、マイクロフォンショックマウント(LCT 40 SH)、磁気ポップフィルター(LCT 50 PSx)、大型円筒フォームのウインドスクリーン(LCT 44 Wx)、マイク用バッグ(DTP 40 Lb)、ケーブルラップが同梱されています。
接続および設置するにあたり、マイクスタンドよXLRケーブルを別途用意する必要があります。
今回はUreegleのXLR マイク ケーブル、Rodmicの卓上マイクスタンドを用意しました。
ちなみにRAYの外箱は、簡易マイクスタンドになるよう設計がされていたります。
LEWITT RAYは、同社のプロ用マイクロフォン「LCT 440 PURE」をベースにしていて、1インチ・トゥルー・コンデンサー・スタジオ・カプセルを採用し、効果的なリアリジェクションを持つカーディオイドの指向性パターンとなります。
LEWITT RAYをマイクスタンドにマウントやショックマウントを介して取り付け、XLRケーブルを使用して、マイクとオーディオインターフェースまたはプリアンプを接続します。
オーディオインターフェースまたはプリアンプの48Vファンタム電源をオンにします。
白いインジケータはマイクからの距離を示します。
AURAテクノロジーは、マイクの前にいても、遠くに立っていても、動き回っていても、レベルとトーンを動的に適応させ、均一な音像を保証します。
AURAボタンを押すと、AURAインジケーターが点灯します。
MUTE by Distanceによる MUTE のしきい値を超えると、インジケータが赤くなります。
AURA と MUTE は、現在アクティブかどうかを示します。
LEWITT CONNECT 2
LEWITT CONNECT 2のパッケージは、CONNECT 2本体、USB-C to USB-C ケーブル、USB-C to USB-A アダプタ、Steinberg Cubase LEのライセンス、CONTROL CENTER ソフトウェア (ダウンロード案内)が同梱されています。
CONNECT 2はUAC2(USB Audio Class 2)デバイスであり、スタンドアロンで使用することができます。
UAC2のオーディオ・デバイスをサポートするMac、iPhone、iPadで利用可能です。
どのような構成においても、CONNECT 2はUSB経由で27Wの電力を必要とするため、十分なバスパワーを供給するデバイス、または外部電源に接続可能なアダプターが必要です。
LEWITT CONNECT 2の入力は、マイクロフォン、バランス XLR、インストゥルメント、Hi-Z 6.3mm ジャックを装備しています。
出力は、スピーカー、6.3mm バランス ジャック、ヘッドフォン 6.3mm ジャック、ヘッドフォン 3.5mm ジャックを装備しています。
給電を兼ねたUSB-Cデーターポートも装備しています。
LEWITT RAYとLEWITT CONNECT 2をMacで使用する
LEWITT RAYをXLR マイク ケーブルでLEWITT CONNECT 2に接続し、LEWITT CONNECT 2をUSB-CケーブルでMacに接続します。
Macにはコントロールソフトウェア「CONTROL CENTER for Mac」をインストールします。
最大24 bit/ 96 kHz出力に対応しますが、バックグラウンドノイズやハミングノイズを取り除く「デノイザー」や、プロフェッショナルな音質と均一な音像を実現する「コンプレッサー」を利用する場合最大24 bit/ 48 kHz出力に制限されます。
CONTROL CENTER for Macの左上にあるオートセットアップをクリックすることで、48V、ローカットフィルター、プリアンプ特性、デノイズ、コンプレッサー、クリップガードの設定など、入力チャンネルに適した設定が簡単に行えます。
CONTROL CENTER for Macのクリップガードは、入力信号を歪みやクリッピングから保護します。
どんなに大きな声を出しても、演奏しても、信号はクリーンなままになります。
可能な限り高いダイナミックレンジで録音したい場合は、クリップガードを無効にします。
CONTROL CENTER for Macのプリアンプ特性は、DSPベースの象徴的な3つのプリアンプ特性を使って、求めるトーンを簡単に見つけることができます。
Clean:明瞭度と忠実度を提供します。後でさらに信号を処理したい場合に最適です。
Warm:スムーズな高音と、象徴的な真空管ギアを思わせる全体的なサウンド特性で、ヴィンテージの雰囲気を提供します。
Vivid:サウンドに輝きとアーティキュレーションを加えます。
プリアンプ特性は、マイクと楽器入力チャンネルに使用可能です。
CONTROL CENTER for Macのデノイザーは、自然なサウンドを保ちながら、入力信号から不要なバックグラウンドノイズやハムノイズを除去してくれます。
CONTROL CENTERでDenoiser(Denoise)を有効にすると、ノイズフロアの測定が開始されます。
選択された入力と接続されたハードウェアに応じて、ノイズが除去されます。
なお、このプロセスは、環境やマイク/楽器が変更された場合に繰り返す必要があります。
CONTROL CENTER for Macのコンプレッサーは、ラウドな部分と静かな部分のレンジを最適化することで、入力信号のダイナミクスをコントロールし、可聴性を高めます。
デノイズとコンプで使用する理想的なゲインレベルを決定するために、オートゲインとオートセットアップ 機能を使用します。
なお、96 kHzで録音する場合、DenoiseとCompは使用できません。
Macのオーディオ入力設定として、システム設定>サウンド>CONNECT 2を選択します。
出力信号はラウドスピーカーとヘッドフォンに送られます。
これらのボリュームは、ローカルハードウ ェアインターフェースや CONTROL CENTER で個別にコントロールやミュートが可能です。
LEWITT RAYとLEWITT CONNECT 2をMacで使用してみました。
レコーディング、コンテンツ制作、ストリーミングのいずれにおいても、ダイレクト・ミュート・コントロールがあれば大幅に作業を効率化することができます。
CONNECT 2では、すべてのチャンネルをハードウェアとソフトウェアで個別にミュートできます。
ケーブルを抜くとどの入力も自動ミュートされ、ヘッドフォンやスピーカー、そして最も重要な耳を保護してくれます。
Steinberg Cubase LE 13
LEWITT CONNECT 2は、Steinbergのデジタル・オーディオ・ワークステーション「Steinberg Cubase LE 13」をダウンロードして利用できるコードが付属しています。
Cubase Pro のコアテクノロジーを凝縮したスペシャルコンパクトバージョンで、録音、編集、ミックスなど音楽制作の基本作業を一つのソフトウェアでカバーし、アイデアをさまざまなスタイルの楽曲として作り上げることができます。
提供:LEWITT(Media Integration経由)