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Appleの新型AirPods「AirPods 4」を試す

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AirPods 4 (3rd generation)

AirPods 4

Appleが、H2チップを採用した新型AirPods「AirPods 4」を発売開始したので試してみました。

防塵性能と耐汗耐水性能の両方を備え、ヘッドフォンと充電ケースはいずれもIP54等級に適合しています。

AirPods(第3世代)に搭載されていた肌検出センサーがなくなり、新しく光学式インイヤーセンサーが搭載されています。


AirPods 4:ヘッドフォン

AirPods 4:ヘッドフォン

AirPods 4のヘッドフォン(L:A3053、R:A3050)は、Appleが新設計した音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプをし、パーソナライズされた空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングの追加により、最高に臨場感あふれるメディア体験を実現しています。


AirPods 4充電ケース

AirPods 4充電ケース

AirPods 4充電ケース(A3058)は、USB-C接続充電式が採用され、5W(5V/1A)出力仕様となっています。

フル充電したケースを使用した場合の合計再生時間は、最大30時間となります。

充電出力量をリアルタイム表示できるアンカー・ジャパンのモバイルバッテリー「「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」をThunderbolt 3ケーブルで接続し、充電出力量をチェックしてみました。

かなりバッテリー残量が減っている状態の場合、最大で2.1W出力が確認出来ました。

なお、アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4は、USB-Cケーブル接続充電に加え、MagSafe充電、Qiワイヤレス充電、Apple Watch磁気充電に対応しています。


AirPods 4:手動ペアリング

AirPods 4:手動ペアリング

AirPods 4の充電ケースには、これまでのAirPodsシリーズ充電ケースにあった背面のペアリングボタンがありません。

AirPods 4を手動でペアリングするには、AirPodsが入ったケースの蓋を開けてデバイスに近づけてから、AirPodsケースの正面をダブルタップして、ステータスランプが白く点滅するようにします。

AirPods 4をリセットするには、 AirPodsをケースに入れて蓋を閉じてから30秒待ち、蓋を開けてからケースの正面を3回ダブルタップします。


AirPods 4

AirPods 4

AirPods 4のヘッドフォンをダミーヘッドに装着してみました。

AirPods (3rd generation)と比べて、軸の長さが3mm短くなっていて、AirPods Pro 2と同等サイズとなっています。

耳にフィットする装着部分のデザインも新しくなり、より幅広いユーザーに対応できるようになっています。


AirPods 4 (3rd generation)

AirPods 4

AirPods 4の軸部分には、AirPods Pro軸部分にある感圧センサーと同じ仕組みが採用されています。

曲の再生、一時停止、早送り、さらに電話への応答と通話終了は感圧センサーでコントロールすることが可能です。

AirPods (3rd generation)では耳から離れたことを検知するセンサーとして肌検出センサーが採用されていましたが、AirPods 4は光学式インイヤーセンサーが新搭載されています。


AirPods 4:設定

AirPods 4:設定

AirPods 4は、iOS 18以降、iPadOS 18以降、macOS Sequoia以降、watchOS 11以降、visionOS 2以降、tvOS 18以降のシステム環境が必要です。

AirPods 4の設定は、AirPods (3rd generation)とあまり変わっていません。

外部音取り込みモードは非搭載となりますが、外部音取り込みモードが利用可能なアクティブノイズキャンセリング搭載のAirPods 4と同じ、AirPods 2と同性能マイクを搭載しています。


頭のジェスチャ

頭のジェスチャ

AirPods 4は「Siriに対する操作」により、「はい」なら首を縦に、「いいえ」なら首を横に優しく振るだけでSiriの読み上げに応答できる「頭のジェスチャ」機能が利用できます。

なお、頭のジェスチャを使用してSiriに応答するには、設定>Siriで「音声で着信を知らせる」および「通知の読み上げ」をオンにする必要があります。


AirPods 4:Apple Music

AirPods 4:Apple Music

AirPods 4で、Apple Musicのドルビーアトモスミュージックを再生し、空間オーディオを試聴してみました。

ダイナミックヘッドトラッキングにより、周りに音が配置しされて3Dサウンド体験を可能にしています。

音楽を聴く時も、テレビ番組や映画などを観る時も、あらゆる方向から飛んでくるサウンドに包まれるので、まるでコンサートホールや映画館を独り占めしているような感覚になります。

なお、空間オーディオを有効にした場合は最大4時間となり1時間短くなります。


Audio Frequency Analyzer

Audio Frequency Analyzer

トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。

全音域にわたってなだらかに持ち上がり、中高音域からさらに持ち上がる感じで、音楽向きの特製となっているようです。


ヘッドユニットを探す

ヘッドユニットを探す

AirPods 4は、iPhone、iPad、Mac、またはApple Watchの「探す」を使って、紛失したAirPods 4のヘッドユニットを探すことができます。

見つけやすくするためにAirPods 4のヘッドユニットでサウンドを再生することも可能です。

アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4は、充電ケースも「探す」に対応しているだけでなく、より広範囲に探せる「探すネットワーク」に対応しています。

アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4


アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4:設定

アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4:設定

アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4は、AirPods 2と同様のアクティブノイズキャンセリング機能が利用できます。

オフ、外部音取り込み、適応型オーディオ、ノイズキャンセリングが選べます。

ノイズキャンセリング性能は、イヤーチップの有無など、より遮音性の高いAirPods Pro 2の方が2倍の性能となります。


オーディオ設定

オーディオ設定

アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4は、自分が話し始めたときにメディアの音量が下がる「会話感知」機能が利用できます。

ポッドキャストのような人の話し声のメディアを聴いているときは、数秒後にメディアが一時停止します。

メディアは、会話が続いている限り小さい音量(または一時停止状態)に保たれ、会話が終わると前の音量レベルに戻ります。

また、使用環境に反応して周囲のノイズが除去されたり許可されたりする「適応型オーディオ」が利用できます。

適応型オーディオはカスタマイズすることで、多少のノイズを許可できます。


アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4

アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4

アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4の充電ケースは、Qiワイヤレス充電に対応しています。

充電ケースに内蔵スピーカーを搭載し「探す」を利用して充電ケースを鳴らしたり、探したりできます。

Apple Watch Series 10で利用する


Apple Watch Series 10:AirPods 4

Apple Watch Series 10:AirPods 4

AirPods 4はApple Watch Series 10に接続して利用することができます。

Apple Watch Series 10(GPS + Cellularモデル)であれば、iPhoneを所持していなくても、携帯電話データ通信を利用して楽曲再生が可能です。

Google Pixelで利用する


AirPods 4:Google Pixel Pro 9

AirPods 4:Google Pixel Pro 9

AirPods 4とGoogle Pixel Pro 9を手動ペアリングによって接続してみました。

空間オーディオ、HDオーディオ:AAC、電話、メディアの音声で利用可能になることを確認しました。

なお、AirPods 4は、一部のBeats by Dr.Dre製品が対応しているGoogleの「デバイスを探す」には対応していません。


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