TangibleFuture (Dongguan) Intelligent Hardwareが販売するiPhoneをスマートロボットに変身させる「LOOI Robot」を試してみました。

iPhoneアプリ「LOOI」がインストールされたMagSafe対応iPhoneを接続して使用します。

OpenAIが2024年5月にリリースした生成AIモデル「GPT-4o」が統合されていて、音声インタラクションによる操作や、生体模倣行動システムなどによって稼働します。

LOOI Robotには、本体、USB-C充電ケーブル、LOOIドッキングリング、マニュアルなどが同梱されています。

マニュアルは、英語と中国語の2カ国語で記載されています。

LOOI Robot本体は、容量6000mAhバッテリーを搭載し、連続5時間使用可能です。

MagSafeマウント対応ワイヤレス充電部は最大10W出力に対応しています。

前面ToFセンサー(レーザー測距)、前面障害物検知センサー、前面タッチセンサー、左右側面タッチセンサー、前面クリフセンサー（崖検知センサー）、左右クリフセンサー（崖検知センサー）が搭載されています。

LOOI RobotにLOOI AppをインストールしたiPhone 16をMagSafeマウントしてみました。

LOOI Robot本体の背面には、充電用のUSB-Cポートが装備されていて、付属のUSB-Cケーブルを使用して最大18W入力で内蔵バッテリーを充電可能です。

無限軌道を2つ搭載することで自由に稼働することができます。

LOOI Robotは、iPhone上に2個の丸く青い表示がされ、それによって感情表現しつつ英語でしゃべります。

画面を指で撫でたり、側面タッチセンサーに触れたり、本体を持ち上げたりすることで、様々なアクションが発生します。

顔を近づける、マグカップを見せる、指でOKマークを作る、親指を立てる、中指を立てる、手の平を向けるなどのジェスチャーによっても反応します。

LOOI Robotは「Hey LOOI」と呼びかけることによる音声コマンドにも反応します。

例として「COME HERE」「GO AWAY」「HAPPY HALLOWEEN」「HAPPY BRITHDAY」などと話しかけることでアクションが発生します。

また、ジェスチャー操作に反応するミニゲームも多数用意されています。

LOOI Robotは、待機モードにすると「時計」を表示することが出来ます。

ワイヤレス充電器の機能にAIスマートロボット的な機能を加えた楽しいアクセサリだと思います。