Appleの有線接続ロスレスオーディオ再生に対応した「AirPods Max (USB-C)」を試す
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Appleが、AirPods Max (USB-C)用ファームウェア・アップデート 7E101の配布を開始し、有線接続ロスレスオーディオ再生に対応したので試してみました。
24 ビット、48 kHz のロスレスオーディオに対応し、ロスレスオーディオはパーソナライズされた空間オーディオにも拡張され、より音響的に正確で、圧縮されていない、没入感のある体験を提供します。
AirPods Max (USB-C)をUSB-Cケーブルを使用してiPhone、iPad、Macで使用する場合、Apple MusicやApple Music Classicalの「ロスレスオーディオ」(ALAC(最大24ビット /48 kHz))再生が可能です。
ロスレス再生は、Bluetooth接続時は有効になりません。

AirPods Max (USB-C):ロスレスオーディオ
AirPods Max (USB-C)をUSB-Cケーブルを使用して、iPhone 16 ProのUSB-Cポートに接続した場合、コントロールセンターから「USB - AirPods Max」と認識されます。
設定>ミュージック>オーディオの品質で「ロスレス」を選択します。
macOSのAudio MIDI設定で「AirPods Max USB Audio」を確認したところ「2 ch/最大32ビット/48kHz」だと分かりました。
Beats Solo 4、Beats Studio Proは「2 ch/最大24ビット/48kHz」仕様なので、AirPods Maxは、より高いビットレートに対応したヘッドフォンということになります。
ADC/DAC搭載オーディオケーブル「Apple USB-C - 3.5mmオーディオケーブル」を使用することで、AirPods Max (USB-C)を飛行機内やMacなどのデバイスについているオーディオ出力ポートに接続できます。
このApple USB-C - 3.5mmオーディオケーブルは「2 ch/最大24ビット/48kHz」仕様となります。
オーディオ特性
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
AirPods Max (USB-C)はBluetooth接続の場合、中音域から高音域まで持ち上がる設定となっているようです。
AirPods Max (USB-C)はUSB-C接続の場合、サウンド特性はフラットになり、音量も小さくなります。
USB接続の方がサウンド劣化が起きにくいため、より解像感のあるサウンドが楽しめます。
Logic Proのドルビーアトモス
AirPods Max (USB-C)はUSB-C接続の場合、Mac用オーディオ編集ソフトウェア「Logic Pro」で、オブジェクトベースのドルビーアトモスミックスを、ヘッドトラッキングによるパーソナライズされた空間オーディオで制作とミックスの両方を行える唯一のヘッドフォンになります。
ロスレス、ハイレゾのデジタルオーディオを低レイテンシーで再生可能となり、忠実性を損なうことなく、AirPods Maxで録音とミックスをシームレスに行えます。