ロジクール、充電式単三電池駆動を採用した「Performance Mouse M950」を試す
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ロジクールが、新型ワイヤレスマウス「Performance Mouse M950」を発売開始したので、ロジクールの協力を得てチェックさせて貰いました。
このマウスには、1つのレシーバーで複数のマウス、キーボードを使用できる「Unifyingレシーバー」が付属しています。
デザインから見て「MX Revolution」の後継機種で、「MX 1100 Cordless Laser Mouse」の上位機種にあたると思います。
専用充電台を必要としたMX Revolutionに対して、Performance Mouse M950は、充電式単三電池1本で駆動する方式に変わっています。
標準で三洋電機のeneloopの単三電池「HR-3UTGA」が付属しています。
この電池で、最大30日間駆動することが出来ます。
MX Revolutionの場合、充電容量が足りないと、トラッキング性能が落ち、充電しないと使えないというデメリットがありましたが、Performance Mouse M950の場合、単純に単三電池を入換える事ですぐに使用することが出来るのはかなり便利になった気がします。
マウスの先端には、Micro-USB端子が採用されていて、マウスを充電しながら使用することが出来ます。
そのため、付属品として、USB接続ポート付きACアダプターと、Micro-USBケーブルが付属しています。この端子は、欧州委員会が、携帯電話の充電器を統一する規格として採用したコネクター形状で、Apple、LG電子、Motorola、NEC、Nokia、Qualcomm、Research In Motion、Samsung、Sony Ericsson、Texas Instrumentsの10社が合意したメーカーとして発表されています。
ただ、このUSBケーブルは充電するための物で、ケーブル接続マウスといった使い方をすることは出来ないようです。
背面は、ガラスデスク上でもトラッキング可能な「Darkfield レーザー トラッキング」が採用され、トラッキング性能が、大幅に向上しています。
Mac OS X Snow Leopard環境で、MX Revolutionを使用すると、なにか引っ掛かるような動きが出ていたのですが、それが無くなっていると思います。
これは、ドライバーのせいだと思っていたのですが、どうやらハード的な性能差によるものという気がしています。
左サイドには、MX 1100 Cordless Laser Mouseに似た「サムボタン」が搭載されています。MX 1100 Cordless Laser Mouseでは10個のプログラム割当てが出来ますが、Performance Mouse M950では、1個だけしか割当て出来ないようです。
MX Revolutionと比較してみると、まず、MX Revolutionに搭載されている「MicroGearプレシジョンスクロールホイール」は、通常速度の場合、クリック感のあるスクロールで、速度をあげるとフリースピンスクロールに切り替りますが、Performance Mouse M950では、スクロールホイールの上にあるボタンを押して切換えるスイッチ式になっています。
中指でスクロールして、モードを切換える場合は、人差し指でボタンを押すという利用方法に慣れが必要かもしれません。
Mac OS X Snow LeopardからLogicool Control Centerを起動してみると、スクロールホイールの上にあるボタンに機能割当てすることが出来ない事が確認できます。
また、再度のサムホイールボタンが無くなったため、ボタン割当て数が2個減ったことが確認出来ます。
私の場合、マウスを握って使用するタイプではないため、MX Revolutionのサムホイールに親指が届かず、ほとんど使ったことが無いので、Performance Mouse M950のサムボタンの方が利用しやすいと思います。