リンクシェア フェア 2011:リンクシェア・ジャパン、アメリカで成功しているショッピング系アプリ事例を紹介
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リンクシェア フェア 2011において、リンクシェア・ジャパンが、セミナー「LinkShareネットワークトレンドと米国市場動向」と題して講演していました。
講演の内容に関しては別エントリーにまとめ、ここでは、ショッピング系アプリとして成功している事例として紹介されたアプリをまとめました。
モバイルコマースは、日本の方が先進国だと言われていますが、アメリカは、スマートフォンによってモバイルコマースが始まった関係からか、スマートフォンの機能性を生かしたサービスが多く、逆にいえば、スマートフォンコマースは、アメリカのほうが先進国だといえるのではないかと思います。
また、アプリダウンロード数による売上ではなく、US LinkShareの情報に基づいた成功事例ということで、実際に利益を上げているサービスといったアプリが紹介されたので、とても勉強になりました。
最初に紹介されたのは、Shopzilla, Incが提供しているiPhone/iPadアプリ「Beso」で、ファッショングッズに特化し、人気ブランドの商品を横断的に検索出来るアプリだそうです。
ショッピング検索サイト「Shopping.com」のiPhoneアプリ「Shopping.com」(USのみ) は、ショッピングサイト横断検索が出来るという点で、オンライン版と同じですが、その場で商品レビューを確認出来るという事で便利だという点などが評価されて、多く利用されているそうです。
ShopSavvy IncのiPhoneアプリ「Shop Savvy Barcode Scanner & Product Search」は、バーコード情報を元に商品検索を行うアプリで、これは、オンライン上の在庫だけでなく、GPS情報を元に、現在地から近いショップの在庫情報も表示してくれるそうです。
欲しいものリストを横断的に管理出来るWebアプリ「Wantlet」は、気になるアイテムを登録して、他のユーザーに意見を聞いてみることが出来るサービスだそうです。
Vision SmartsのiPhoneアプリ「pic2shop」は、バーコードから書籍情報を検索し、オンライン上の商品情報を表示してくれるだけでなく、GPS情報を元にして、もよりの図書館の蔵書情報を元に貸出し状況も分かるサービスで、利用者数が多いそうです。
ZappliのiPhoneアプリ「myShopanion」は、バーコードから商品情報を検索し、その商品情報をコンパニオン達からアドバイスを受けることが出来るサービスで、利用者数が多いそうです。
Kima LabsのiPhoneアプリ「Barcode Hero」(USのみ)は、バーコードから商品情報を検索すると、各方面の詳しい人に商品情報を聞けるというサービスだそうです。
stickybits, incのiPhoneアプリ「stickybits」は、エンターテイメント性を強調したバーコード検索アプリで、ゲーム感覚で商品情報に詳しくなれる事ができ、お題をクリアすれば、景品やクーポンが貰えるといったサービスが受けているそうです。
メーカー側は、商品プロモーションの一貫として広告費を出していて、商品を買わなくても良いけど、お店に行ってもらって、とりあえず商品をしってもらいたいといったプロモーションが多いそうで、また、バーコード検索を行った時に、その場で複数購入すると割引が受けられるといったクーポンをプッシュする仕組みもあり、購買アクションを起こさせやすい仕組みもあるそうです。
CheckPoints LLCのiPhoneアプリ「CheckPoints」(USのみ)は、お店に行くだけでもポイントが貰えて、バーコードで商品をスキャンしてもポイントが貰え、ポイントを増やせるゲームなどもあることで利用者数が伸びているそうです。
こうした買わせるんじゃなくて見せるだけのサービスだけど、購買アクションにも結びつくサービスも成長しているそうです。