バリューコマース EXPO 2008 レポート
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バリューコマースが、2008年11月01日に東京コンファレンスセンター・品川にて開催した「バリューコマース EXPO 2008」に参加してきました。
会場では、多くのECサイトが出展参加し、アフェリエイターの方々が熱心にチェックしていました。
また試食会は、30分以上の待ち時間ができるほど行列が出来ていました。
今回は、最後のセミナーとして開催された「バリューコマース直撃ディスカッション」を詳しく伝えたいと思います。
前半は、アフィリエイトSOGO COMの笠井氏が、「アフィリエイト・レベル別比較レッスン」として、独自に行なったアフィリエイターへのアンケート調査結果を元に説明が行なわれました。
2007年度月間アフィリエイト報酬額に関して、月額報酬5,000円未満の方が85.3%、5,000円〜30,000円の方が12.2%、30,000円以上の方が2.5%という数値を紹介し、アフィリエイトで収益を上げるのは、なかなか厳しいという数値を紹介していました。
比較1として、アフィリエイト暦による収益の違いについては、アフィリエイトを初めて1年後に80%の人が月額報酬10,000円を突破したと回答していると紹介し、収益を上げるためには、継続する努力が必要だと説明していました。
比較2として、アフィリエイト作業時間と、平均獲得報酬額については、30,000円以上の報酬を得ている方は、3時間以上作業しているという調査結果を紹介し、週24時間は作業時間に当てるよう努力するのが好ましいと説明していました。
比較3として、アフィリエイトにかける経費と収益の差については、アフィリエイトで得た収益の約2割以上を経費にかけることで収益を上げている方が多いと説明し、アフィリエイトには投資も必要だと説明していました。
比較4として、運営アフィリエイトサイト数による報酬額の違いについて説明し、月額報酬3万円以上の方は、PCサイト+モバイルサイトを合わせて、約11サイト運営されているという調査結果を紹介し、1つのサイトだけで運営するのではなく、複数サイトの運営をするのが良いと紹介していました。
また、ブログ等のPCサイトで運営されている方と、モバイルサイトを運営されている方と比較した場合、月額報酬3万円以上の収益を上げている方は、モバイルコンテンツの方の割合が多いとも説明していました。
比較5として、報酬額に見るECサイトに望む企画の差として、報酬額が少ない方の場合、報酬額そのもののアップを希望するのに対し、報酬が多い方の場合、実績を元に独自の企画を提案される方が多いという調査結果を紹介し、なるべく企画を考えるように努力した方が良いと説明していました。
比較6として、お気に入りECを見つけて関係を構築することも収益アップに繋がると説明していました。
最後にまとめとして、全体の約2.5%にあたる月額報酬額30,000円以上獲得されている方と、そうでない方との比較を紹介し、今後のアフィリエイトの参考にして欲しいと説明していました。
後半は、笠井氏による司会進行のもと、バリューコマースのブライアン・ネルソン社長、IBMに25年間勤めた後、バリューコマースのCOOに就任した片桐幹夫氏と、アフィリエイターを代表して、オレンジスカイの興味津々を運営するオレンジスカイさん、買い物検索エンジン楽やを運営するかん吉氏を交えたパネルディスカッションが行なわれました。
そこで出た提案としては、複数アカウントをまとめる仕組みを採用して欲しい、検索のし易さを改善して欲しい、ECサイトには長期継続して欲しい、レポートの改善(旅行系は成果が発生するのに時間がかる)といった要望が出され、ネルソン社長は、それらは我々が取り組むべき問題だと認識できたので、今後努力したいと述べて終了しました。