大阪アフィリエイトFesta2009：不況に打ち克つ！アフィリエイト

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不況に打ち克つ！アフィリエイト

リンクシェアの大阪アフェリエイトFesta2009のセッションとして、リンクシェア･ジャパン社長　花崎茂晴氏による「不況に打ち克つ！アフィリエイト」が行なわれました。

世界経済危機がもたらしたものとして、企業と人との「雇用」という信頼が揺らいでいるとし、残業減などによる「収入減」と「自分の時間」の増加が起きていると話した。

広告主の広告費の使い方が変わってきており、トヨタは、2009年マスメディア向け広告宣伝費を３割削減すると発表している。闇雲に削減するのではなく、徹底した費用対効果の追求が行なわれ、視聴率、発行部数のようなあいまいな「指標」から「成果報酬型」にシフトしていると説明した。

ネット通販の視点から見ると、ガソリン高騰などによる外出を控え、ネットで全てを済ませる「巣ごもり消費」が伸び、価格.comのアクセス数の推移から、１円でも安く買いたいという情報収集が高まっていると話した。また、永久不滅ドットコムのように、ネット購入でもポイントサービスを付加したネット通販が成長したと説明した。

アフィリエイトを見直してみると、企業と個人の関係においては、雇用という縛られた関係とは異なり、緩い関係にあり、在宅でできて、リスクがないというメリットが上げられると説明した。

企業が改めて重視しているのは、個人のクチコミ力と、成果報酬型の広告戦略だと話した。

白書として、成果を獲得しているサイト数（実数は非公開）をグラフで示し、経済危機が起きた2008年７月〜9月頃は落ち込んだが、その後急成長していると説明した。

個人アフィリエイターに支払われた報酬額と、１サイトあたりの平均報酬額を示し、平均すると月額5,000円を超える報酬を得られてる状況だと話した。なお、これは、平均値で、始めれば直ぐに5,000円以上の報酬が得られるわけではないと注意を促した。

個人アフィリエイターが実績を上げてるカテゴリーとして、クチコミによる効果が高い、スポーツ（65％）、ペット（56％）、ソフトウェア（53％）、チケット・娯楽（47％）が上位に位置していて、金額が高い物も強いということがわかると話した。

（％は、法人、個人アフィリエイターのうち、個人が実績を上げている割合）

次に、携帯電話におけるアフィリエイトを見てみると、企業のSEOがなかなか上手く行なえていない状況があり、個人でも検索結果で上位に表示される割合が高く、スポーツ（84％）、ペット（59％）、ソフトウェア（57％）、チケット・娯楽（54％）と、PCでの実績と比較して、個人割合が高いと説明した。

（％は、法人、個人アフィリエイターのうち、個人が実績を上げている割合）

次に、カテゴリー別に、個人アフィリエイターの実績をバブルグラフを示した。これは、縦軸が実績を上げやすいカテゴリを示し、横軸が金額的な比率を示していると説明した。

リンクシェアの強い分野は、美容健康、総合通商、PC、テレビ通販が主に占めていると説明した。

モバイルにおいては、同社と契約している約300社のECサイトのうち、PCサイトとモバイルサイトの両方のアフィリエイト提供を行っている企業が96社有り、年々増加傾向にあると説明した。

モバイルアフィリエイトの場合、金融系といった広告型アフィリエイトが多い中、リンクシェアでは、ショッピング系が多いのが特長で、検索キーワードに対しても、豊富な商材により、ヒット率が高くなるという特長があると説明した。