グラフで簡単にわかるApple 2008年度会計
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アップルが「2008年度第4四半期の業績」を発表しました。
その小見出しには「iPhoneの四半期販売台数が690万台に、Macの販売台数が過去最高に」と記されています。
でも、文字ばっかりで、なんだかよくわからないという方のためにグラフにしてみました。
アメリカ、ヨーロッパ、日本、Apple Retail Store、その他で比較してみると、圧倒的にアメリカにおける販売台数が多く、成長率は、アメリカ、ヨーロッパ、Apple Retail Storeが高いことがわかります。
それに対して、日本は、あまり変わらず、若干下降気味なのが見てとれます。
次に、Macの販売台数を見てみましょう。アメリカの販売台数の伸び率がかなり高く、また、Apple Retail Storeにおける販売台数が、ヨーロッパの販売台数を抜きそうな勢いだとわかります。
また、クリスマスシーズンにMacを買う人が多いのはヨーロッパで、アメリカは新学期(9月)前後に買う人が多いことが見てとれます。
iPodとiPhoneの販売台数を見てみましょう。9月10日に行なわれたSpecialイベントで、新しい iPodを発表した際、Steve Jobs CEOは、なんどもホリディ・ベストプロダクトと説明しています。
元々、iPodは、クリスマスシーズンに爆発的に売れる商品なのですが、今回は、クリスマス商戦向けの製品だと強調しているため、大掛かりなプロモーションを行い、さらに販売台数を増やすつもりなのだと思います。
また、iPhone 3Gは、一種類しかないのに、iPodに迫る販売台数を記録したことがわかります。
最後に、デスクトップとノートブックの販売台数を見てみましょう。
Intelを採用したMacBookを発売した2006年第3四半期からデスクトップとノートブックの販売台数は逆転し、ノートブックの成長率が高いことがわかります。
10月にMacBook (Late 2008)、MacBook Pro (Late 2008)を発表したのに合わせ、Appleとして初のノートブック向けのディスプレイ「Apple LED Cinema Display (24インチ)」を発表しました。
このように周辺機器もノート向け製品を投入してきた背景には、こうしたノートブックの成長率があるからだと思います。