Apple、2013年度第1四半期決算報告を発表、過去最高の売上高を記録(決算報告分類を変更)
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Appleが、2013年度第1四半期決算報告を発表しています。当四半期の売上高は545億ドル、純利益は131億ドル、希薄化後の1株当り利益は13.81ドル。前年同期の業績は、売上高が463億ドル、純利益が130億ドル、希薄化後の1株当り利益が13.87ドルでした。売上総利益率は、前年同期の44.7%に対し38.6%となり、当四半期の米国市場以外の売上比率は61%だったと報告しています。
当四半期中Appleは、4,061,000台のMacintoshを販売し、前年同期と比べ、22%の販売台数減となります。当四半期のiPhone販売台数は47,789,000台で、前年同期と比べ、29%の販売台数増となります。当四半期のiPad販売台数は22,860,000台で、前年同期と比べ、48%の販売台数増となります。また、iPodは、12,679,000台販売し、前年同期と比べ、18%の販売台数減となったと報告しています。
売上げは同四半期で過去最高を記録していますが、利益は横這いとなっています。
今回から、決算報告書の地域別に中国(香港と台湾含む)が追加され、前年同期と比べて67%増と最も成長している市場ということがわかります。
製品別出荷台数及び売上数の報告形態も変わり、これまでデスクトップとノートブックとで分かれていたMacが1つにまとめられ、地域別の出荷台数も無くなりました。
過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、出荷台数は22%減となり、下落傾向にあるようです。
iPod販売台数は昨年同期よりも18%減となり、以前として減少傾向であることには変わりないようです。
iPhoneの販売台数は昨年同期よりも29%増加し、iPadの販売台数は昨年同期よりも48%増加しています。
iPadが最も出荷台数の伸びが良い事が分かります。
その他のiTunesとソフトウェアの売上が合算されるようになり、加えてiCloudなどサービスの売上も合算される形で報告される形態に変わりました。
また、周辺機器の売上は、Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーという分類に変更されました。
どちらも昨年同期と比べて約2割り増加しています。
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