Apple、従業員の多様性に関する報告書「Diversity」を公開
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Appleが、従業員の多様性に関する報告書「Diversity」を公開しています。
Appleで働く98,000従業員は、人々の生活を変える製品に対する情熱を共有し、多様性はAppleの成功に不可欠であることを知っており、この多様性がイノベーションをインスパイアすると確信していると説明しています。
報告書によると、アメリカにおける従業員のうち、55%は白人で、アジア人は15%、ヒスパニックは11%、黒人は7%となっており、世界的な従業員割合のうち男性は70%だそうです。
Tim Cook CEOは、現在の状況に満足しておらず、CEOとしての最優先事項の一つと捉え改善してゆくと説明しています。
シニアヴァイスプレジデントのEddy Cue氏やAngela Ahrendts氏に加え、環境イニシアティブ担当Lisa Jackson氏、Apple大学責任者Denise Young-Smith氏など、多くの優秀なスタッフと一緒に働いていると述べています。
Tim Cook CEOの元には多くの顧客からのメールが届くそうですが、その中で、Apple Store West 14th Streetで働く、Kim Paulk氏の接客が素晴らしいというメールがたくさん届くそうです。
彼女は、子供の頃から視覚と聴覚に障害があり、彼女の盲導犬は「iDog」(実際の名前はGemma)として回りから親しまれているそうです。
Appleの調達担当シニアマネージャーWalter Freeman氏は、全米マイノリティサプライヤー育成評議会に認められ、アメリカ西海岸における7,000以上もの小企業に30億ドル以上の投資を行なったそうです。
Appleは、人権キャンペーンのスポンサーでもあり、アメリカ最大のLGBT権利団体、IT企業で働く女性を育成する非営利団体National Center for Women & Information Technologyを支援しているそうです。
今年は、1964年6月に公民権法が出来てから50周年を迎えるため、Google、Twitterなどが相次いでダイバーシティを開示しているようです。