Apple、FBI捜査におけるiOSにバックドアを設ける政府要求を拒否する公開書簡を公開
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Appleが、Washington Postなどが報じた、カリフォルニア州判事裁判官が、2015年12月2日に起きた銃乱射事件の容疑者が持っていたiPhone 5cに関連し、パスコード入力を10回ミスするとデータを全消去する機能の回避手段を提供し、FBI捜査に協力するよう命じた内容に対して、公開書簡「A Message to Our Customers」を発表しています。
Tim Cook CEOは、銃乱射事件の犠牲者に哀悼の意を表し、正規の要請を受けてデータ提供して捜査に協力してきたと説明しています。
FBIは、捜査のためにパスコード入力を回避する新しい専用OSを求めてきたと明かし、これが捜査だけにしか使用しないと主張しているが、それを保証する方法はないと反論しています。
このFBI要請は捜査のためだと信じているが、政府がバックドアを作れと強いることは間違っており、危険な先例として政府が守るべき自由が脅かされることを恐れているとしています。
参考情報として、犯罪捜査用のシステムとしてのリーディングプロダクト「Cellebrite UFED」などがあります。