Appleが、iOSデバイスのケース設計に関するガイドライン「Apple デバイス用ケースの設計ガイドライン」を更新しています。

ケースデザインガイドライン「Accessory Design Guidelines for Apple Devices R1」が新しくなっています。

これまで「Case Design Guidelines for Apple Devices」として第11版まで公開されていましたが、今回からタイトルが変わったため、第１版としてリニューアルされています。

このケースガイドラインは強制ではありませんが、ガイドラインに従っていないケースは、Apple Storeでは取り扱われない可能性があります。

iPhone 7・iPhone 7 Plusでは、レシーバーが長くなり、環境光センサーの位置も、以前の反対側となる右側に移動していることが確認できます。

以前伝えた内容は、本当だったようです。

今回から、iPadシリーズのSmart Connectorをサードパーティが開発出来るように、マグネットセンサー位置が記載されるようになりました。

これまで、Smart Connectorのセンサー位置は、サードパーティ側が独自計測する方法で実現されていました。

磁石を使ったアクセサリーを推奨しないのは以前と同じですが、光学式手ブレ補正を搭載したiPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s Plusの場合、iSightカメラ回りで使用すると誤作動の原因となるので使わないようにとの説明が追加されています。

また、新しくカメラアクセサリーついての記載が追加され、磁石を使わないアクセサリーとするとの説明がされています。

液晶保護フィルムの厚さに関する記述が追加され、iPad Pro (9.7-inch)、iPad Pro (12.9-inch)は厚さ0.1mm、それ以外のタッチ液晶デバイスでは厚さ0.3mmを超えてはならないと説明がされています。

Appleに製品テストを依頼する場合、各デバイスで、どのようなテストが行われるのかを説明した「Test Procedure Changes」が、今回のドキュメントに統合されました。

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