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Apple、2024年度第3四半期決算報告を発表、6月四半期の売上高とEPSが 過去最高を記録

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地域別売上高

地域別売上高

Appleが、2024年度第3四半期の決算報告を発表しています。当四半期の売上高は858億ドル、純利益は214億ドル、希薄化後の1株当り利益は1.40ドル。前年同期の業績は、売上高が818億ドル、純利益は198億ドル、希薄化後の1株当り利益は1.26ドル、当四半期の米国市場以外の売上比率は57%だったと報告しています。

昨年同期と比べた各国の売上高は、アメリカが6%増、ヨーロッパが8%増、中国が7%減、日本が5%増、アジアパシフィックが13%増となっています。


製品別売上高

製品別売上高

過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は昨年同期と比べて2%増となり、Macの販売は僅かに増えています。

iPhoneの売上高は昨年同期と比べて1%減となり、iPadの売上高は昨年同期と比べて23%増となっています。

iPadの売上高が大幅に増加しています。


その他売上高

その他売上高

その他のiTunesとソフトウェアの売上は、AppleCareやApple Payライセンス料金などが含まれる「Services」は、昨年同期と比べて14%増となっています。

Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーの売上に、Apple TV、iPod、Beats製品が加わる「Wearables, Home & Accessories」は、昨年同期よりも3%減となっています。

Luca Maestri CFOは「当四半期、当社の記録的な業績により、EPSは11パーセント増加し、営業キャッシュフローは290億ドル近くに達し、株主に320億ドル以上を還元することができました。」と述べています。

業績発表後の電話会見で、Tim Cook CEOは「iPhone 15モデルがiPhone 14モデルよりも売れており、インストールベースは6月四半期に過去最高を記録した。」と語っています。

また、Apple Intelligenceに関しては「Apple Intelligence 機能を段階的に展開する計画で、一部の機能は年内にリリースされる予定で、米国英語以外の言語はリリース時点では利用できない。」ことをあらためて説明しています。

また、ChatGPT とSiriの統合は、2024年末までに予定されており、Appleは人工知能と機械学習への投資を増やしており、毎年その額を増やす計画だとも語っています。

Vision OS用ネイティブアプリの数が2,500個を超えたことを説明しています。

Luca Maestri CFOは「iPhone の収益は 393 億ドルで、前年比 1% 減となったが、為替レートを一定にした場合、増加した。イギリス、スペイン、ポーランド、メキシコ、インドネシア、フィリピンなど、いくつかの国で 6 月四半期の記録を更新しました。また、iPhone のアクティブ インストール ベースは、合計でもすべての地域セグメントでも、過去最高を記録しました。」と語っています。

またLuca Maestri CFOは「ラテンアメリカ、インド、南アジアでは 6 月の四半期に Mac の過去最高を記録した。Mac のインストールベースは過去最高に達し、同四半期の MacBook Air の顧客の半数が Mac 初心者でした。」と明らかにしています。

Apple WatchとAirPodsに関してLuca Maestri CFOは「2023年に発売されたAirPods Pro第2世代、Apple Watch SE、初代Watch Ultraと比較すると依然として厳しい状況にあるが、Apple Watchは引き続き新規顧客を獲得しており、四半期中にApple Watchを購入した顧客のほぼ3分の2が同製品を初めて購入した人で、Apple Watchのインストールベースは過去最高を記録した。また、451 Researchの最新レポートによると、米国でのApple Watchの顧客満足度は97%だった。」と説明しています。


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