Apple、Flashについての考え「Thoughts on Flash」を公開
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Appleが、Steve Jobs CEOの記名で、AppleのFlashについての考え方を説明した「Thoughts on Flash」を公開しています。
内容は「オープン」「完全な Web」「信頼性、セキュリティ、そしてパフォーマンス」「バッテリーの寿命」「タッチ」「最も重要な理由」の6項目について説明し、結論として、lash は PC の時代、言い換えれば PC とマウスのためのもので、モバイルの時代は低電力デバイスとタッチインターフェース、オープンな Web 標準が必要で、全ての分野でFlash は十分ではないとしています。
Adobe は過去を捨てゆく Apple を非難することを止め、未来に向けて素晴らしい HTML5 ツールを開発することに集中するべきだとしています。
この中のプロプライエタリーについては、Adobeが公開している、Flashの普及についての情報「Flash Player Version Penetration」と、これだけ普及しているFlashと同じ技術ベースを利用したFlash Liteの搭載率「Forecasted Installed Base of Flash Lite Devices Worldwide」を見比べると、Flash Player 7相当のFlash Lite 2.0ベースでコンテンツ作成をしなければならないというバージョン格差が生じている状況で、PCとスマートフォン環境で、同様のFlashコンテンツを動かせる「Adobe Flash Player 10.1」は、今もって正式版ではありません。
また、iPhone OSでは、マウス操作によるマウスオーバーが無いので、ロールオーバー手法は使えない(指を離した時に反応するため)のも事実です。