Apple、2010年度第3四半期の決算報告を発表。iPadの販売台数が300万台を突破
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Appleが、2010年度第3四半期の業績を発表しています。当四半期の売上高は157億ドル、純利益は32億5,000万ドル、希薄化後の1株当り利益は3.51ドル。これに対し前年同期は、売上高が97億3,000万ドル、純利益が18億3,000万ドル、希薄化後の1株当り利益が2.01ドルでした。売上総利益率は39.1%となり、前年同期の40.9%と比較して、同レベルとなっています。当四半期の米国市場以外の売上比率は52%だそうです。
当四半期中Appleは、3,470,000台のMacintoshを販売し、前年同期と比べ、33%の販売台数増となり、当四半期のiPhoneの販売台数は8,400,000台と、前年同期と比べ、61%の販売台数増となりました。Appleは当四半期中、9,410,000台のiPodを販売し、前年同期と比べ、8%の販売台数減となります。また、2010年度第3四半期から発売開始されたiPadは、3,270,000台販売したそうです。
成長率はいぜんとしてヨーロッパが高く、続いてアメリカ、アジアで、日本とApple Retail Storeも昨年同期よりも伸びています。
日本の場合、量販店におけるオンライン販売が無くなるなど、Apple正規販売代理店への改革が行われましたが、売り上げを見る限り、この改革は上手くいっているように見てとれます。
過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、デスクトップは昨年同期よりも12%減少、ポータブルは昨年同期よりも37%増加、Macintosh全体の出荷台数は18%の増加となっています。
なお、今四半期のMacintoshの出荷台数は347万台で、過去の第3四半期中最大を記録しています。
iPod/iPhoneの場合、iPodは昨年同期よりも14%減少、iPhoneは昨年同期よりも4%減少していることが見てとれます。
新しく発売が開始されたiPadは327万台で、iPad発売によって、Macintoshの売り上げに影響が出ているわけではないことが伺えます。
また、iOS搭載製品が1億台を超えました。