Apple Store、Photo Lab:Chase Jarvisとの共同開発によるセッション「理想のショットを創り出そう」に参加
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Apple Storeが、Today at Appleの新しいプログラムとして「Photo Lab:Chase Jarvisとの共同開発によるセッション「理想のショットを創り出そう」」を開催しました。
これは、アメリカの写真家チェイス・ジャービス氏と共同開発したセッションになります。
Chase Jarvis氏が提唱する3つのテクニック「つながりを築く」「構図を決める」「光を形作る」を学ぶワークショップ形式で進みます。
一般的な写真セミナーは、講師の指導を受けながらユーザーが個々に撮影する感じですが、このセッションは参加者がペアになって薦められるという点が面白いです。
つながりを築くは、ペアになった人同士まずお互いを撮影します。
次に10秒間目を見つめ合い、その後、相手に対してオープンクエッションをいくつか行います。
再びお互いの写真を撮ると、お互いの距離感が縮むため、写真の表情が変わるのが確認できます。
次に写真を撮る前に「なにを撮りたかったのか?」がはっきり分かる写真にすると良いと紹介し、距離の違う人物写真を紹介しました。
3つの写真は人物の距離が違いますが、人を撮りたかったのだと誰にでも分かる作品となっていました。
構図を決めるは、被写体を定義付けし、カメラアプリで「グリッド」を表示し、グリッド線の交差する点に被写体を配置すると良い写真になると説明していました。
被写体に自ら寄ってズームしたり、ポートレートモード(可能な場合)を使うのも良いと説明していました。
ペア同士で実際に撮影しながら実践体験します。
説明を聞いて頭では理解出来てはいても体験しないと直ぐに忘れてしまうことは多く、この実践体験はとても良い進行方法だと思いました。
グリッド線の交差する点に被写体を配置する方法は「黄金比」とも呼ばれている定番手法なのですが、意識するかしないかの差は大きいなぁと感じました。
以前、AUGM名古屋で電塾の早川廣行氏が講演した時「写真で重要なのは被写体が8割、光が1.7割、機材は0.3割で、その0.3割に拘ってるのがあなた達」という名言を聞きました。
ストロボはじめ光を調整することはかなり重要だと思います。
光を形作るでは、被写体に対して、前、横、後ろから光を当てて写り方を確認してみます。
さらに露出の調整や、任意のアングルから被写体に光を当ててみます。
ペアを組みながら、iPhone、iPadのフラッシュライトを使ったり、レフ板を使ったりして光を追加しながら撮影し、撮影体験を重ねます。
撮影した写真をAirDropでクリエイティブが使うMacBook Proに転送し、モニターに表示ながら効果を確認しながらディスカッションします。
体に身に付く楽しいプログラムだなと思いました。