Apple Store、Foster + Partnersとの共同開発セッション「デザインラボ:ツリーハウスを描こう」に参加
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
Apple Storeが、Today at Appleの新しいプログラムとして「デザインラボ:ツリーハウスを描こう」を開催しました。
Foster + Partnersアートディレクター&シニアパートナーであるNarinder Singh Sagoo氏と共同開発したセッションで、アメリカでは、2018年10月から行われていました。
Foster + Partnersは、Apple Park Visitor Center、Apple 京都など、多くの建築デザインを手掛けていて、同社は「伝統と未来」、「人間と環境」といった普遍的なテーマを追求し、革新的なアイデアで建築や都市を創り続けています。
ツリーハウスをデザインすることは多くの点で建築と自然の完璧な相乗効果を生み出す作業と言えるそうです。
iPad ProとApple Pencilを使用し、iPad用スケッチアプリ「Procreate」の使い方を学びながらセッションは進められます。
なお、Procreateアプリをさらに詳しく学べる「アートスキル:Procreateではじめよう」といった別セッションも行われています。
iPad ProやApple Pencilを所有していなくても、貸出しを受けられるため、誰でも参加可能です。
Procreateアプリのブラシのスケッチに「ナリンダーペンシル」という名前がついたブラシがあり、これは、Narinder Singh Sagoo氏の要望で追加されたブラシなのだそうです。
最初に、Apple Pencilを使った描き方の基本を学びます。
筆圧感知による描画の差を覚え、Apple Pencilを平行にして持つデッサン持ちなどを学習します。
また、手首を柔らかくする運動を行った後、さらに力強く描いたり、素早く描いたりといったアクションも学習します。
次は、Procreateアプリのアン ドゥの方法を学びます。
画面を2本指でタップすると1段階戻るになり、3本指でタップすると1段階進むとなります。
なんどか練習するうちに、自然と体が慣れてきます。
操作方法を覚えたら、次は周りの環境を観察しながら、ツリーハウスを描く場所を創造しつつ「木を描く」に移ります。
Today at Appleのセッションでは、具体的に描く木についての説明はなく、思い思いの木を描くことに集中する時間が与えられます。
木が描けたら、次は、住む人や使う人のためにデザインすることを学ぶため「人を描く」に移ります。
ここでも具体的に描く人についての指示はなく、自由な発想で黙々と描き続けます。
先に描いた木を縮小したり、描いた人を縮小する方法を学びながら遠近法についても学習します。
次にツリーハウスを描くにあたり、最小限のエネルギーで、最大限の効果を生み出すために「資材を描く」に移ります。
建築にあたり、使用する資材を考えることはとても重要で、建築にしようする資材をどうするか考え、それらを書き留めておきます。
こうして、環境に配慮するにはどうすべきかも学ぶことができます。
最後に「ツリーハウスを描く」に移り、現在だけでなく、将来に渡りこの社会と地球環境を保持し続ける「サステナビリティ」を意識しながらツリーハウスを描きます。
Appleのセッションでは、進行役のスタッフが採点したりせず、セッションで身につけたスキルを活かして作品づくりを始めるきっかけを与えてくれます。
出来上がった作品を、Procreateアプリから「タイムラプスビデオを書き出す」を使用して、それまで描いた手順が動画として保存されます。
そのタイムラプスビデオを参加者と一緒に見ながら、ツリーハウスの思いを語ってセッションは終了です。