Apple、Today at Apple「スポットライト:Apple Intelligence」を開催
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Apple 名古屋栄において、通常開催のToday at Apple「スポットライト:Apple Intelligence」が開催されました。
60分間のセッションで、Apple Intelligenceを最大限に活用する方法を学ぶことが出来ます。
当日は、初参加の方も含め、ワークショップテーブルに座りきれないほど参加者が多く、Apple Intelligenceへの関心度の高さを感じました。
あと、どのAppleデバイスがApple Intelligence対応なのか分かっていない方も半数近くいました。
Apple Intelligenceに対応していないiPhoneおよび、iOS 18.4以降をインストールしていない参加には、iPhone 16eが貸し出しされました。
最初に紹介されたのは「ビジュアルインテリジェンス」機能で、iPhone 16eにはカメラコントロールが非搭載のため、アクションボタンからビジュアルインテリジェンスを設定する方法の紹介がありました。
ビジュアルインテリジェンス
ビジュアルインテリジェンスを起動し、ワークショップのモニター画面に表示されている3種類の英語文章を撮影するデモが行われました。
撮影後「翻訳」ボタンをタップすると、撮影した英語文章が日本語翻訳されることを体験しました。
クリーンアップ
日本でもiOS 18.1以降から使用可能になっている写真の背景に写っている不要なものを削除することができる「クリーンアップ」が紹介されました。
写真を開いて、編集ボタン をタップし「クリーンアップ」をタップします。
「クリーンアップ」をタップすると、いくつかの項目が自動的にハイライトされる場合があるため、素早くタップしてそれらの項目を削除することができます。
削除したいものをタップするか、なぞるか、または円で囲みます。
しばらくすると、丸でおおざっぱに囲んだだけなのに、対象物がきれいに消えてくれます。
クリーンアップツールは、写真に写っている人の顔を丸で囲んでブラシをかけると、ブロックノイズによるボカシをかけることが出来ます。
Appleは、この機能を「身分証明の保護」と呼んでいて、プライバシー保護機能の1つとして提供しています。
クリーンアップツールは非破壊処理で行っているため、編集後に元に戻すことができます。
ジェン文字
Apple Intelligenceでは「ジェン文字」と呼ばれるカスタム絵文字を作成できます。
テキストフィールドをタップしてから、絵文字ボタンまたは 次のキーボードキー をタップして、絵文字キーボードに切り替えます。
オンスクリーンキーボードの右上にある「ジェン文字」ボタンをタップします。
「ジェン文字を説明」フィールドに、「猫 サングラス」などの説明を入力します。
ジェン文字を微調整するには、説明を変更します。
ジェン文字の説明は連続する説明ではなくスペースを空けることがポイントです。
ジェン文字をメッセージに追加するには、使いたいジェン文字までスワイプしてから、「追加」をタップします。
作成したジェン文字は絵文字キーボード内に残り、再度使うことが容易です。
ジェン文字をメッセージに追加したり、ステッカーやメッセージに素早く簡単に反応する「Tapback」として共有したりすることができます。
Image Playground
Apple Intelligenceを使用して、写真ライブラリ内のコンセプト、テキスト説明、人を組み合わせ、数秒で画像を作成できる「Image Playground」が利用できます。
iPhoneでImage Playgroundアプリに移動します。
追加ボタン をタップしてから、テーマ、衣装、アクセサリ、場所などのコンセプトをタップすることで画像が生成されます。
人の画像を作成することも可能で、人ボタン をタップしてから、人を写真ライブラリから選択します。
写真から人を追加するには、写真アプリでその人に名前を付ける必要があります。
ライブラリからの写真を使用せずに、人の画像を作成することもできます。
その場合は人ボタンをタップし、「外観」をタップしてから、外観の設定を選択します。
画像マジックワンド
Apple Intelligenceでは、メモアプリで「画像マジックワンド」を使用して、作成した大まかなスケッチを基に画像を作成できます。また、周囲の単語や画像を基に、画像を作成する空のスペースを選択することもできます。
iPhoneでメモアプリ を開きます。
既存のメモを開くか、新規メモボタン をタップして新しいメモを開きます。
手書きツールボタン をタップし、指先でスケッチを作成してから、「画像マジックワンド」をタップします。
スケッチを囲み、説明を入力してから、送信ボタン をタップします。
作成した画像までスワイプし、お気に入りのものを見つけます。
追加ボタン をタップして、「アニメ」、「イラスト」、「スケッチ」など、別のスタイルを選択します。
画像を微調整するには、説明をタップして編集します。
保存するには、「完了」をタップします。
作文ツール
Apple Intelligenceで「作文ツール」を使うと、書いたものを校正したり、同じテキストの異なるバージョンを作成して適切な言い回しやトーンを探したり、選択したテキストを要約したり、始めから文章を作成したりすることができます。
作文ツールは、他社製アプリやWebサイトを含め、文章を入力するほとんどの場所で利用できます。
メール文として下書きが例として紹介され、磨きをかけたいテキストを選択して、進むボタン をタップしてから、「作文ツール」をタップします。
画面下に表示される特定のトーン「フレンドリー」、「プロフェッショナル」、「簡潔」でプロフェッショナルを選ぶと、改行が加わったビジネススタイルの文章として生成されます。
「変更を説明」をタップしてから、言葉を入力し、説明に基づいてテキストを書き直すこおtもできます。
ChatGPTでテキストを作成
ChatGPT機能拡張を有効にすれば、作文ツールでテキストを作成できます。
入力中に、テキストフィールドをタップし、進むボタン をタップしてから、「作文ツール」をタップします。
上にスワイプしてから「作成」をタップします。
ChatGPTに作成してもらいたい内容を説明し送信ボタンをタップします。
ChatGPTによって、リクエストに基づくテキストが作成されます。
アカウントを作成しないおよび有料版ではない場合、使用できる回数制限があります。
要約
Apple Intelligenceで複雑なメールを要約したり、長いメールのスレッドを短時間で把握したりできます。
iPhoneでメールアプリ を開きます。
受信トレイの各メールの下に、短い要約が自動的に表示されます。
メールをタップしてから画面を一番上までスクロールし「要約する」をタップします。
画面の上部に要約が表示されます。
メッセージがメールスレッドの一部である場合は、スレッドの内容が要約されます。
SiriでApple Intelligence
Apple Intelligenceの機能によって、Siriはより自然で、コンテクストに沿った、よりパーソナルなものになります。
自分の声を使うことに加え、Siriへのリクエストをタイプ入力できます。
Siriの製品知識を利用して、iPhoneやその他のApple製品について回答してもらうこともできます。
また、ユーザがChatGPT機能拡張を有効にしていれば、特定のリクエストに役立つ可能性があるときにSiriがChatGPTの専門知識を活用できます。
プライバシー
Apple Intelligenceは、あらゆる段階でプライバシーを守れるように設計されています。
オンデバイス処理をiPhone、iPad、Macの基盤に組み込むことで、個人情報を収集することなく認識できるようになっています。
さらに、プライベートクラウドコンピューティングにより、Apple IntelligenceはAppleシリコンが動かす一段と大規模なサーバーベースのモデルを利用して、一段と複雑な要求に応えることもできます。