AppleのA15 Bionicチップを搭載し、HDR10+に対応した新型Apple TV「Apple TV 4K (第3世代)」をチェック
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Appleが発表した、A15 Bionicチップを搭載した新型Apple TV「Apple TV 4K (第3世代)」をチェックしました。
ドルビービジョンに加えてHDR10+に対応するようになり、ユーザーは可能な限り最高の品質で、より多くのテレビでお気に入りの映画やテレビ番組を視聴できます。
A15 Bionicチップを搭載し、Apple TV 4K(第2世代)とは異なり内蔵ファン非搭載となりました。
Apple TV 4K(第2世代)と比べ、高さは35 mmから31mmに、重さは425 gから208 or 214gへと薄く軽量化されています。
Apple TV 4K (第3世代)には2つの構成があり、64GBのストレージを搭載したApple TV 4K(Wi-Fi)、そして、Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)は、高速のネットワークとストリーミングのためのギガビットEthernetや、より多くのスマートホームアクセサリを接続するためのメッシュネットワークプロトコルであるThreadに対応し、アプリケーションとゲームのための2倍のストレージ(128GB)を搭載しています。
Apple TV 4K(Wi-Fi + Ethernet)の背面ポートは、これまでのApple TV 4Kとは異なり、HDMIポートとギガビットEthernetポートの位置が入れ替わっています。
USB-C接続形式に変わった「Siri Remote(第3世代)」(A2854)が同梱されています。
ボタンやクリックパッドなどはSiri Remote (第 2 世代) と同じで、重さが63 gから66 gへと僅かに重くなっています。
なお、USB-C充電ケーブルは同梱されていません。
Apple TV 4K (第3世代)は、使用する4K テレビの実力に合わせて、最も美しく映像を出力できる仕様になっています。
4K ビデオ (特に HDR10 とドルビービジョン) を出力するには、それらのフォーマットに対応した HDMI ケーブルが必要です。
Appleは「Compatible Dolby Vision」のマークが付いた HDMI ケーブルを推奨しています。
Apple TV 4K (第3世代)で出力フォーマットが自動的に HDR10 またはドルビービジョンに設定されるためには、テレビが 60 Hzでの HDR10 出力またはドルビービジョン出力に対応していることが条件となります。
Apple TV 4K (第3世代)は、30 Hzでこれらのフォーマットを表示できますが、「設定」>「ビデオとオーディオ」>「コンテンツを合わせる」で「ダイナミックレンジを合わせる」を有効にしておく必要があります。
Christian MoellerのiPhone/iPad/Mac/AppleTV用ベンチマークアプリ「APSI Bench TV」で、A15 Bionicチップ仕様を調べてみました。
5コアCPU、5コアGPU、メモリは4GBでした。
ベンチマークポイントは36.5ポイントという結果でした。
Apple TV 4K (第3世代)は、tvOS 16.2以降から、Apple Musicサブスクリプションユーザー(Apple Music Voiceプランを除く)は、カラオケ機能「Apple Music Sing」が利用可能です。
これまでも曲の進行に合わせて歌詞を表示する歌詞アイコンをタップすると、行単位での曲連動表示が出来ていましたが、音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞表示に変わっています。
執筆:大石結花