Beats by Dr. DreのBluetooth接続2ウェイ・アクティブ・クロスオーバー・スピーカー「Beats Pill+」を試す
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Beats by Dr. Dreが、Bluetooth接続2ウェイ・アクティブ・クロスオーバー・スピーカー「Beats Pill+」を発売開始したので試してみました。
アメリカでは2015年10月に発売済みの製品で、日本でも発売されることになりました。
カラーラインアップは、ホワイトとブラックの2色となっています。
パッケージは、iPhone 6s・iPhone 6s Plusを彷彿させる凝った作りとなっていて、本体の下に再生素材を使用したトレイが設置されています。
その下にマニュアルが入ったスリーブが括られています。
ツイーターとウーハーが分かれたスピーカユニットに1つのアンプが組み込まれており、それを2ペア組み合わせることで、別々に周波数調整することを可能にした、2ウェイ・アクティブ・クロスオーバー・スピーカー仕様となっています。
Bluetoothコーデックは、SBCとAACに対応しています。
Beats Pill+は、Beatsロゴ入りLightningケーブルで充電する仕組みで、約3時間の充電で12時間連続使用することが出来ます。
付属するBeats Chargerは、単体発売(5V/2.1A出力仕様)されているものよりも少し大きく、5V/2.4A出力仕様となっています。
Beatsは、今後microUSB充電を止めてLightning充電方式に切り替えるそうです。
付属するLightningケーブルを、USB Aコネクタに接続すれば、iPhone/iPadを充電することも可能となっています。
また、充電しながらの音楽再生も行う事が可能です。
搭載されているバッテリーは約6,000mAhのようで、バランスをとるために2つに分かれたバッテリーが搭載されています。
Beatsロゴ入りの特製ソフトキャリングケースも付属しています。
かなり薄い布素材で出来ていて、使わない時は、かなり小さく纏める事が出来ます。
Beats Pill+の「b」ボタンを押し、iOS 9の設定>Bluetoothからペアリングを確立させます。
Beats Pill+をタップすると通信する許可を求めるアラートが表示されます。
Apple Musicの「Beats 1 Radio」を再生してみました。
2ウェイ・アクティブ・クロスオーバー・スピーカーシステムにより、ダイナミックかつ臨場感溢れるサウンドとなっています。
スピーカーユニットに使用されているマグネットは、Appleの特許技術を使用しており、非常に強力なものが採用されています。
Hands-Free Profile(HFP)にも対応しており、iPhoneの着信時にスピーカーフォンとしても利用できます。
従来モデルと比べ、音声処理が向上しており、よりクリアな通話が行えます。
iPhoneアプリ「Beats Pill+ app」を利用することで、Beats Pill+のバッテリー残状況や、使い方などを確認することが出来ます。
また、Beats Pill+からiOSアプリからのファームウェアアップデートが利用可能になっています。
Beats Pill+に、2つ以上のデバイスをペアリングし、Beats Pill+ appの「DJ」をオンにすると、各デバイスのミュージックプレイリストをDJプレイのように再生しあうことが出来ます。
これは、Beats Pill+の「b」ボタンを押す事でも利用出来ますが、その場合は、Beats Pill+の側で操作する必要があります。
また2つのBeats Pill+をペアリングして、Beats Pill+ appから、2台同時にサウンド再生することが出来る「Amplify」や、それぞれのBeats Pill+を左右に分け、ステレオスピーカーとして使用することが出来る「Stereo」を利用出来ます。
基本的にアプリの利用は、複数デバイスあるいは複数Beats Pill+のためにあると考えて良いと思います。
それぞれのBeats Pill+を左右に分け、ステレオスピーカーとして使用している場合、Beats Pill+ appを上にスワイプすると、左右のスピーカーのステレオ再生を逆にするボタンが利用出来るようになっています。
各スピーカーの出力音量も変更することが可能です。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
重低音から超高音域までバランス良くのびており、また音圧もかなりあることが分かります。
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