Beats by Dr. DreのApple製W1チップを採用したBluetoothヘッドフォン「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」を試す #Solo3Wireless
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Beats by Dr. Dreが、AppeのAirPods用に開発された「W1」プロセッサを採用したBluetoothオンイヤーヘッドフォン「Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン」を試してみました。
Beats Solo2 Wirelessをベースにしたモデルですが、バッテリー駆動時間が最大12時間だったのが、最大40時間へと約3倍以上も持続時間が向上しています。
同梱されているアクセサリーが変更されていて、キャリングケースの素材が、ナイロンからファブリックに変更されています。
また、内側にユニバーサルUSB充電ケーブルを収納できるポケットが新しく追加されています。
3.5 mm RemoteTalkケーブルなどは、これまでの赤色から黒色に変更されています。
本体色がブラックとグロスブラック以外は、白色のケーブルに変更されています。
Beats Solo3 WirelessのグロスブラックとBeats Solo2 Wirelessのブラックを比べてみました。
本体のデザインや重さは、基本的に同じで、Beats by Dr.Dreの「b」が赤ではなく黒に変わったぐらいしか違いはありません。
Solo2 Wirelessと同じく、バッテリーを使用しないパススルーヘッドフォン使用も可能です。
付属する3.5mm RemoteTalkケーブルを接続すれば、ワイヤード使用時に着信応答も可能です。
W1チップが採用されたことで、iOS 10環境のiPhone/iPadと接続を行う場合、Bluetoothペアリングの仕方がより簡単になりました。
Beats Solo3 Wirelessの電源ボタンを長押しして、Bluetoothペアリングモードにすると、iOS 10の端末の場合、画面上にポップアップウィンドウが表示され「接続」ボタンをタップするだけでペアリングが完了します。
ペアリングが完了すると、iOS 10の端末から所有者名を見つけ出し、自動的にBeats Solo3 Wirelessに名前が付けられます。
名前は、後から変更することが可能です。
また、バッテリー状態も表示されます。
Apple Musicを再生してみました。
屋外で、Beats 1 Radioなどを楽しむ場合に適したサウンドチューニングがされている感じです。
モニターヘッドフォンには向いていません。
Beats Solo3 Wirelessを装着してみました。
Beats Solo2 Wirelessと同じく、右側のユニット部分にコントロール機能があり、音量コントロールや再生コントロールが行えます。
なお、AirPodsのように、頭から外して楽曲停止といったモーションコントロール機能は非搭載となっています。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
Beats Solo2 Wirelessと比べて、超低音域は下がり、中高音域が10dbほどブーストされる感じです。
また、超高音域も維持されるようになり、繊細な音も聞き取りやすくなっています。
この音色特性は「AirPods」に似ており、W1チップの特性と言えそうです。
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