教育

第3回スマートデバイスACADEMIA:名古屋文理大学情報文化学部「名古屋文理大学のiPad活用とソーシャルラーニングの実証報告」iPad活用事例

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第3回 スマートデバイスACADEMIAにおいて、名古屋文理大学情報文化学部 : 情報メディア学科の長谷川聡教授が、「名古屋文理大学のiPad活用とソーシャルラーニングの実証報告」と題した講演を行っていました。


iPhoneアプリを開発する授業で、ロゴスウェアの「Libra」を使うと、書籍のコメントを共有することが出来るソーシャルラーニングの紹介を行っていました。


半年授業を行った結果、コメント73ヶ所153件がつき、学習に関する決意や感想、書籍の内容に関する質問、自分の失敗と解決策を示して書籍内容を補足することなど、様々な活用が行えたそうです。

ソーシャルラーニング利用についてのアンケート結果では約8割ほどが役に立つと回答したそうです。


電子書籍にSNS機能をつける事でコミュニケーション度合いが高まり、学び合いの環境が生まれるなどのメリットがあったと説明していました。

メディア学科の入学生全員にiPad無償配布し、授業で活用しているそうです。


赤松正行氏と神谷典孝氏による共著「iOSの教科書」や、英語で多読を行っているそうです。

また、LMSとして、インフォテリアの「Handbook」を導入しているそうです。


iPhoneアプリ開発プロジェクト「iPhone道場」で開発した「HandoPiano for iPad 2」の紹介を行っていました。

これは、1台のiPad 2に1音当てられていて、Apple Store, Nagoya Sakaeにて、複数台のiPad 2を並べてピアノを演奏したと紹介していました。


アナログのコマをiPad 2上に乗せて遊ぶボードゲームを卒業制作で開発したりもしたそうです。

こうした学生のアイデアというのは、iPad 2になったから、紙を無くしたからということではなく、学習に使えるものはなんでも利用するという幅広い考えを持たないと生まれないと話してました。


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