Apple Watch Series 4 をチェック
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
Appleが発表した新型Apple Watch「Apple Watch Series 4」をチェックしました。
これまで、Apple WatchケースとApple Watchバンドは、装着された状態でパッケージ化されていましたが、Apple Watch Series 4から、Apple Watchケースだけの箱と、単品販売と同じ箱に入ったApple Watchバンドをセットにし、それを外装パッケージで包んだ方式に変わりました。
これは、様々な組み合わせでパッケージする上で、バンドだけ変えることでセットを変えられることになり、かなり合理化されたことが分ります。
また、バンドを接続するという体験も得られます。
ケースは、東レ製スエード調人造皮革「エクセーヌ」(アルカンターラ)で出来たポーチに入れられています。
Jony Ive CDOは、Apple Watch Series 4のデザインについて、複数メディアでインタビューを受けていて、画面の縁にある外枠を無くしたことで、ケースとシームレスに統合し、画面表示面積が30%広くなったと語っています。
ディスプレイとケースとの繋目は滑らかで、Apple Watch Series 3とは別物だと思います。
上部のラグレールを接写してみると、Apple Watch Series 2まで、マイクの横にあったエアベントが、Apple Watch Series 3では、底面ラグラインの中の左中央に移動しましたが、Apple Watch Series 4では、頭部側のラグラインの中の左端に移動しています。
今回、スピーカーが縦並びから横並びになり、しかも長くなったので、それが影響しているのかもしれません。
Digital Crownは心電図計測するために導電性にする必要があり、そのため頭頂部が金属に変わり、端に赤いラインを入れたデザインに変わっています。
Digital Crown自体が少し小さくなり、ピニオンの形も変わっています。
マイクが、Digital Crown下に移動しています。
スピーカーは、Apple Watch Series 3まで縦列配置だったのが、横列配置に変わり、しかも長くなっています。
これによりステレオ感が増しています。
マイクが反対側に移動したことで、ハウリングも低減しています。
ラグ部分は「Creating Bands for Apple Watch」で定められているデザインガイドラインが継承されているため、これまでのApple Watchバンドは、38mmは40mmで、42mmは44mmで継続使用で来ます。
そのラグ部分を横から見てみると、Apple Watch Series 4は少し下に倒れていることが確認できます。
Apple Watchの光学式心拍センサーは、緑色 LED ライトを2個、感光性フォトダイオードを2個で構成されていて、Apple Watch Series 4では、それが1個になったように見えます。
マクロ接写で見たところ、超小型された緑色 LED ライトと感光性フォトダイオードが2個ずつ入っていることが確認出来ました。
また、光学式心拍センサーの回りに電気心拍センサーも配置されています。
Apple Watch Series 3/42mmとApple Watch Series 4/44mmの両方を腕につけてみました。
縦1.4mm、横1.5mm、厚さマイナス0.7mmの差ですが、画面領域が約30%以上拡大したことで、寸法上より大きく見えます。
第2世代の感圧タッチ対応OLED Retinaディスプレイから感圧タッチ対応LTPO OLED Retinaディスプレイに変わり、明らかに色再現度レベルが向上しています。
Ive CDOは、可能な限り劇的に進化させたと説明していますが、それは間違いないと思います。
写真:#アップルノート