アイ・オー・データ機器のiPhone/iPod touch/iPad用ワンセグチューナー「SEG CLIP mobile」（GV-SC510/D）を試してみました。

iPhone/iPod touch/iPad対応のDockコネクタ接続ワンセグチューナーで、iPhone/iPadアプリは「elgato eyeTV mobile」を開発・販売するElgato Systemsが開発したiPhone/iPadアプリ「SegClip 2」を使用します。

本体は約3.5時間使用可能なバッテリーを内蔵しています。

内蔵のバッテリーがなくなるとiPhone、iPadのバッテリーを使用して動作を続けることが出来ます。

充電は、付属のmicroUSBケーブルを使用して行い、満充電に約３時間ほど掛かります。

iPhone 4SにSEG CLIP mobileを接続すると、アプリがインストールされていない場合、アプリのダウンロード画面が表示されます。

アプリがインストールされている場合は、アプリが自動起動します。

iPadの場合も同様の動作となります。

SegClip 2アプリの特徴として、視聴している番組の時間を戻して再生できるタイムシフト再生に対応していて、録画をしていなくてもさっき見たシーンをもう一度再生することが出来ます。

SegClip 2アプリでは、SEG CLIP mobileの本体電池を使用するか、iOSデバイスの電池を使用するかを切り替える事が出来ます。

ライバル製品となるバッファローのiPhone/iPad用ワンセグチューナー「ちょいテレi」（DH-ONE/IP）と比較してみました。

大きさは、SEG CLIP mobileの方が少し短いことがわかります。また、ちょいテレiは充電時間約2時間で、約2時間30分とバッテリー使用時の駆動時間も短いです。

ただ、アプリの使い勝手に違いがあり、ちょいテレiアプリでは、iOSデバイスで縦表示に対応していて、iPadの場合はWebブラウザーが利用出来ます。

SegClip 2アプリの開発元であるElgato Systemsのオリジナルアプリ「elgato eyeTV mobile」も、iPadの場合はWebブラウザーが利用出来ます。

これがSegClip 2アプリでも可能にならないと、優位性は薄いと思います。