AdonitのBluetooth 4.0対応スタイラスペン「Adonit Jot Script Evernote Edition」を試す
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
台湾Adonitが、Bluetooth 4.0対応スタイラスペン「Adonit Jot Script Evernote Edition」のサンプルを送ってくれたので試してみました。
台湾からの小包を開けると、Adonitのロゴが入った、なにやら大きな黒い箱が現れました。
スタイラスペンなのに、なぜこんなに箱が大きいんだろう?と思って開けてみました。
箱の中には、Jot Script本体に加えて、Adonit特製ステッカー、Adonit特製メモ帳、Adonit特製Tシャツ、パンフレットなどが入っていました。
どうやらこれは、色々なグッズを詰めたプレス向けパッケージだったようです。
ちなみに、同社は、Adobeが開発を発表した「Projects Mighty & Napoleon」も共同開発しています。
Adonit Jot Script Evernote Editionは、2013年9月にEvernoteと共同開発を行ったスタイラスペンとして発表された製品で、日本では、12月にプリンストンから発売開始されています。
普通のスタイラスペンと違い、AdonitのJot Script向けJot Touch iOS SDKを組み込んだアプリ以外では使用出来ません。
また、iOSの設定>Bluetoothからの設定ではなく、対応アプリとの接続となります。
キャップか何かを被せることで、通常のスタイラスペンとしても使用出来ると良いのにと思います。
頭のキャップを外すと、単4乾電池が1本入っています。
Bluetooth 4.0 + LEにより、低消費電力で動作するため、電池の持ちを気にする必要はありません。
また、ペンを使用しない状態が約3分続くと、Jot Scriptの電源がオフになる仕様となっています。
対応しているアプリは「Jot Ready Apps」で紹介されています。
Evernoteが2012年5月に買収したiPad用手描きノートアプリ「Penultimate」が最も最適化されていて、その他に、GoodNotes 4、Noteshelf、ZoomNotesがピックアップ紹介されています。
また、Adobe Ideas、Inspire Pro、Procreateなど、筆圧感知機能を搭載したJot Touch 4向けのアプリも利用することが出来ます。
Penultimateを起動すると、スタイラスペンの接続が完了させると、画面に手のひらを置いての描画が可能な「パームリジェクション機能対応」が有効になり、自然な手書き感覚で使用出来ます。
Evernoteアカウントを設定する事でアクセス性・検索性も加わります。
次に、ピー・ソフトハウスのiPhone/iPad書道アプリ「Zen Brush」を試してみました。
確かに毛筆で描いたようなヌルとした感じがあり、筆先を払った時のかすれも表現しやすいです。
ただ、毛筆の上下に動かす動作と違和感があり、途中で止めては太さを変えるなどの設定変更が必要で、自然な感じとは言えませんでした。
柏楽の「hakuraの筆ペン」の方が良いかもしれません。
色々なアプリを試してみて、どのアプリも、ペンで書くとか、筆で塗るといったアナログで出来ることをデジタル化しているだけで、これじゃなきゃ!と思うアプリがありません。
他にも無いのかと探してみたら、AbabeelのiPad用アブストラクトアートペインとアプリ「Embers」を見つけました。
これは、ビジュアルジョッキーで用いられるようなビジュアートで作品を作るアプリで、これをJot Scriptで操作すると、直感的に創作することが出来ます。
めちゃくちゃクールで、凄く未来を感じます