Parrotのアプリコントロール可能なApple Watch対応Bluetoothオーバーヘッドフォン「Parrot Zik 3」を試す
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Parrotのアプリコントロール可能なApple Watch対応Bluetoothオーバーヘッドフォン「Parrot Zik 3」を試してみました。
Parrot Zik 2.0の改良型モデルで、本体デザインは変わりませんが、アームバンドを改良したことにより装着感の改善がされています。
Zik 2.0では、イヤーカップの表面はレザー調のみでしたが、Zik 3ではクロコダイル調とステッチ刺繍調の2種類が追加されています。
カラーラインナップは、オレンジとブルーが無くなり、グリーン、アイボリー、ダークブラウンが追加されています。
シンプルなレザー調はブラックとキャメルのみとなりました。
付属品は、USB/マイクロUSBケーブル(1.3m)、ミニプラグケーブル(1.3m)、リチウムイオンバッテリー830mAh、携帯用ポーチ、クイックスタートガイドとなっています。
こちらの同梱品も、バッテリー含めてZik 2.0と共通です。
Bluetooth接続の場合、周波数応答:20Hz-22kHz、A2DP、AVRCP、HFP、PBAPプロファイルに対応していますが、AACコーデックや、aptXコーデックには対応しておらず、SBCのみの対応なのは変わっていません。
HD音声に対応し、ユーザーは、高品質で非常にクリアでかつより自然な声で通話ができます。
音質重視で利用する場合は、付属のミニプラグケーブルを使用すると良いと思います。
本体電源オフでも利用可能ですが、その場合はDAC機能は利用出来ません。
右側パッドの外側にタッチセンサー式のコントロール機能を搭載。音量の調整はパッドを上下に動かし、選曲は左右のタッチで行ないます。
Play/Pause、着信応答はワンタッチのみで行なえ、長押しでSiri機能が使えます。
Zik 2.0のDACは192kHz/24-bitでしたが、それを活かしきれる仕様ではありませんでした。
しかしZik 3ではUSBデジタル入力に対応したことで、最大192kHz/24BitのHi-Res Audio再生に対応するようになりました。
もっとも、microUSB to USB Aケーブルでしか使用出来ないので、Macと接続した場合でしか恩恵は受けられないと思います。
初代Zikから搭載されている機能として、イヤーカップに搭載されたセンサーにより、Zik 3を頭から首に移動すると音楽が停止し、通話が遮断されます。
音漏れを防ぐだけでなく、バッテリー消費も抑えることが出来ます。
この機能は、アプリから有効/無効の設定が行えます。
iPhoneアプリ「Parrot Zik」を使用して、8つの内蔵マイクのうち6つを使用して機能するノイズキャンセリング機能は、アプリで、オレンジの円を小さくすることでレベルを調整することが可能です。
まったく聞こえなくなるのではなく、人の声などは聞き取りやすいレベルで調整されます。
なお、ノイズキャンセリング機能は、周囲の状況に合わせて自動動作する「アクティブ・ノイズコントロール」が追加されています。
これにより最大「30db」までのノイズリダクションが自動調整されます。
アプリを使用して、Zik 2.0と同様に手動調整することも可能となっています。
イコライザーパラメーターには、5つのピークフィルター「ポップ、ボーカル、クリスタル、クラブ、パンチ、ディープ」が搭載されています。
アプリ上で丸を動かすことで効果の調整が行えます。
パロットコンサートホール効果機能は、サイレントルーム、リビングルーム、ジャズクラブ、コンサートホールが用意されています。
ミュージック向けというよりも、映画やPV向けに調整されている印象を受けます。
アーティストがオーディオチューニングした「アーティストプリセット」機能は、Zik 2.0の時に追加された機能ですが、その時は5人のアーティストだったのですが、現在は16人まで増えています。
また、マイプリセット機能を利用して、自分のプリセットを作成することも可能で、それを共有することも出来るようになっています。
アプリの新しい機能として「ワールドノイズマップ」が追加されています。
多くのZikアプリユーザーのデーターを元に、地球上で最も騒音の多い地域が視覚化されます。
これにより、現在地がどれだけ騒音の多い場所かを知ることが出来ます。
Apple Watch上から、ノイズキャンセリングレベル調整、イコライザー調整、コンサートホールエフェクト調整などが行えます。
また、Apple Watchと直接Bluetooth接続し、Apple Watch上のミュージック再生にも対応しています。
なお、Zik 3はワイヤレス給電「Qi」規格に対応しています。
別途「Anker PowerPort Qi」などを用意することでワイヤレス充電が可能となっています。
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