AppleのLightning接続アダプタ「Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を試す(ロスレス対応)
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Appleが、iPhone 7・iPhone 7 Plusに同梱するアクセサリーとして発表し、単体販売も行う「Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」をチェックしてみました。
このアダプタを使えば、オーディオジャックがついたデバイスと様々なLightningアクセサリを接続できます。
ケーブルの長さは約8cmで、重さは約2gでした。
ケーブル自体も、かなり細いと思います。
EarPods with Lightning Connectorと同じく、Lightningコネクタの端子が金メッキではなくなっています。
iOS 10以降がインストールされたiPhone 6s Plusに接続し、3.5 mmヘッドフォンジャックに、従来の3.5mmジャック接続イヤフォン「EarPods with 3.5 mm Headphone Plug」を接続してみたところ問題なく使用できました。
最大解像度 24 ビット/48 kHzのロスレスオーディオ再生に対応しています。
Lightningコネクタの根本部分にシリコン素材が使用されていて、iPhone 6・iPhone 6 Plusからの丸みを帯びた筐体で、ぐらつくことなく使用することが出来るようになっています。
iOS 9.3.5がインストールされたiPod touch (6th generation)に接続してみたところ「このアクセサリはこのデバイスでは使用できません。」のアラートが表示されます。
従来、こうしたアラートが出ても使用出来るアクセサリーは多かったと思いますが、このアクセサリーは音が出ず、iOS 10以降でないとまったく使用できないことが判明しました。
今後、MFiライセンス製品への対応も、これと同じになる可能性があります。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみました。
iPhone 6s Plus本体のの3.5mmヘッドフォンジャックと、Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタに、EarPods with 3.5 mm Headphone Plugを接続してみた結果を比較してみました。
超低音域から中低音域までの音域は同じですが、中音域から高音域の音域量が10dBほど下がることが確認出来ます。
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