JVCケンウッドのCarPlay対応ナビゲーションシステム「MDV-Z904」を試す
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JVCケンウッドが、2016年10月より販売を開始したCarPlay対応ナビゲーションシステム「MDV-Z904」を試してみました。
ECLIPSEのメモリーナビ「AVN-Z01」からの載せ換えです。
ECLIPSEのバックアイカメラ(中継コード4P)をどうするかがネックだったのですが、変換アダプタを使えば、継続使用することが分かり導入を決めました。
購入と取付け(旧ナビ取り外し含む)は、ジェームスグリーンロード店にお願いしました。
店頭価格は116,000円(オートバックスは116,640円)で、ジェームス会員のお買い物券1万円対象で、メーカーによる1万円キャッシュバック付きも特典として有りました。
作業費用は、旧ナビ取り外しが1万円、取り付けが24,800円(外国車)といった感じです。
オートバックスは「Amazonで購入した用品の取付・交換サービス」を提供していますが、国産乗用車に限られるため利用しませんでした。
MDV-Z904には、KENWOOD MapFan Clubを1年間無料で利用できる優待券が同梱されています。
通常、年額コースは3,600円/年(税別)のため、この1年間の利用料金が無料になります。
また、通常価格4,800円(税別)のオービスデータも割引価格で購入できます。
地図データは、最大5年間、最大年2回(春・秋)いつでもお得に更新出来るそうです。
取付作業を始める前に、MDV-Z904の背面にある配線回りをチェックし、HDMIインターフェースケーブル「KNA-13HC」が、後付けする場合、ユニット脱着が必要になることが分かり、同時取付けすることにしました。
ECLIPSEのバックアイカメラは、データシステムのトヨタ車用リアカメラ接続アダプター「RCA003T」を使用して、4ピンコネクタをRCA変換し、ケンウッド専用端子/汎用RCA変換リアカメラ接続ケーブル「CA-C100」を使用して8ピンコネクタに変換する事でMDV-Z904に接続しました。
新たにリアビューカメラを購入する必要が無く、配線作業も無い(旧バックアイカメラ取り外し作業含む)ため、安く済みました。
MDV-Z904は、これまでのCarPlay対応汎用ナビとして、日本で初めて通常のカーナビ機能を搭載したモデルです。
これまでは、CarPlayに対応はしているものの、ナビ機能を持たないパイオニアのAVメインユニット「SPH-DA700」「FH-9300DVS」のみで、CarPlayに対応しナビ機能を持つユニットは、ディーラーオプションモデルしか有りませんでした。
iPhoneアプリ「KENWOOD Drive Info.」とも連携可能です。
カーナビ上の周辺検索で、ガソリンスタンド価格情報、天気情報、テレビdeみ〜た(有償)、駐車場満空情報(有償)などが利用出来ます。
CarPlayが使えるようになった分けですが、基本的にiPhone上にあるアプリの中で、CarPlay表示に対応したアプリが使えるのみで、マップを利用する場合でも、iPhoneのジャイロ、GPS、携帯通信回線を使用することになります。
よって、格安SIMなどを使用している場合、パケット消費量を考慮する必要が出てきます。
OBDIIコネクター(DLC)から、車速などの情報を取得出来れば精度が上がるかもしれませんが、通常のカーナビ機能の方が精度は高いと言わざるを得ません。
HDMIインターフェースケーブルを取付けた理由は、Apple Lightning - Digital AVアダプタを使用して、iPhoneを接続する事で、ミラーリングディスプレイ表示が可能になり、CarPlay表示に対応していないYouTube再生などが可能になるためです。
MDV-Z904の画面タッチ操作は出来ませんが、かなり活用範囲を広げることが可能になると思います。