Apple初の手帳型ケース「iPhone Xレザーフォリオ」をチェック
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AppleのiPhone X用手帳型ケース「iPhone Xレザーフォリオ」をチェックしてみました。
Appleが手帳型ケースを販売するのはこれが初めてとなります。
ヨーロピアンナチュラルレザー(ヌメ革)を採用した上質なケースです。
カバー部分は、ステッチ縫いが施されていて、あえて折り目をつけず、全体的に緩い膨らみが付けられています。
レーシーバー穴は空いていないため、カバーを閉じた状態で通話することは出来ません。
背面はiPhone Xの背面カメラ用の穴が設けられており、Appleロゴマークが押し印の線で表現されています。
背面部分の厚みは約2mmで、Qiワイヤレス充電器のExtended Power Profile (15 Watt)で充電可能だと思います。
iPhone Xを固定する部分には、iPhone Xレザーケースがそのまま貼付けされている感じです。
ポケットは2つ用意されていて、上ポケットには、ちょうどクレジットカードが入るサイズで縫い止めがされています。
ケースに装着された形崩れ防止プレートの裏に、磁石が含まれているため、磁気ストライプカードはポケットの中だけで保管するように説明があります。
iPadのSmart Coverと同じように、iPhoneカバーの開閉時に自動的にiPhone Xをロック/ロック解除することが可能です。
ポケッタブルマグナビューワーを使って磁石位置を確認したところ、カバーの外側の角に2個入っている事が確認できました。
1つはHall Effect sensor用で、もう1つは、iPhone X本体の底面スピーカーのマグネットを使用して、カバーを固定するために入っているようです。
磁石棒を使ってマグネット位置を探ってみたとろ、中央よりがN極のマグネット仕様のようです。
今度は、ポケッタブルマグナビューワーを使ってケース側の磁石位置を確認したところ、iSight Duoカメラ近くの下側当たりに、小さいマグネットが1個入っている事が確認できました。
背面側に配置されたHall Effect sensorは、絶えずマグネットで反応している状態で、表側に配置されたHall Effect sensorが反応すると閉じた状態ということを認識する仕組みのようです。
iPhone Xレザーフォリオを使用すると、iOSの設定>画面表示と明るさに、iPhone Xカバーの開閉時に自動的にiPhone Xをロック/ロック解除する「ロック/ロック解除」項目が表示されるようになります。
この項目は、iPadでSmart Coverを使用した場合と同じで、iPhone Xレザーフォリオを使用したことがないiPhone Xには表示されません。
Accessory Design Guidelines for Apple Devices R4の図面から、iPhone X 上には、画面をロック/ロック解除するための「Hall Effect sensor」が2個搭載されていて、上がN極、下がS極に反応する仕組みとなっています。