UBTECH Roboticsのストームルーパー型ロボット「Star Wars Stormtrooper by UBTECH」を試す
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
エム・エス・シーが輸入販売する、UBTECH Roboticsのストームルーパー型ロボット「Star Wars Stormtrooper by UBTECH」を試してみました。
エピソード7にあたる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に登場するストームトルーパーのデザインを元に作られています。
最先端のAR体験、音声コマンド機能、侵入者を回避するための顔認識、エリアを安全に保つためのパトロール機能を備えています。
iPhone/iPad/Apple Watchアプリ「First Order Stormtrooper Robot」を使用して操作します。
アプリは2.2GB以上あるため、ダウンロードするにはWi-Fi環境が必要です。
なお、直接話しかけて操作する音声コマンドは英語のみとなります。
対象年齢は14歳以上となっており、それなりに操作が難しいです。
Star Wars Stormtrooper by UBTECHの背中に、付属する12W(12V/1A)DC電源アダプタを接続して充電を行います。
足の裏にリチウムポリマー電池が2個搭載されていて、1時間で満充電にでき、最大2時間遊ぶことが可能です。
電源は、背面腰にあるサーマル・デトネーターのスイッチでオン/オフします。
Star Wars Stormtrooper by UBTECHの背中にあるボタンを6秒以上押すと、Wi-Fi接続がリセットされ、Stormtrooper自身の SSIDと接続パスワードをしゃべるようになります。
First Order Stormtrooper Robotアプリを起動し、手順に従ってStormtrooperとiPhone/iPadとをWi-Fi接続します。
StormtrooperとダイレクトWi-Fi接続が確立したら、家庭内Wi-Fiアクセスポイントとの接続を確立します。
Stormtrooperが接続出来るWi-Fiは2.4GHz帯のみとなります。
なお、ダイレクトWi-Fi接続でも使用出来ますが、可動範囲が狭くなります。
First Order Stormtrooper Robotアプリの訓練を選択することで、Star Wars Stormtrooper by UBTECHを歩かせたり、いろいろなアクションを発動させたりすることが出来ます。
また、ヘルメットに装備されたカメラを使用したストリーミング映像を見ながら操作することも出来ます。
AR拡張現実機能を使い、部屋の中で反乱軍と戦うことができます。
ストームトルーパーの視点はARコンバットカメラにより中継することができ、コマンダービューは3人称視点でミッションエリアを現実世界に重ね、AR表示してくれます。
ただ、動きが遅いため、狭い範囲でもクリアするのに時間がかかります。
顔認識機能が搭載されていて、同時に4人までの顔を登録し、生体認証プロセスで異なる反応を返すコミュニケーション機能が搭載されています。
指揮官などマスターを認識して、知らない人間と識別し、反応します。
ただ、カメラ本体の高さと人間の顔の高さの差が大きく、人間側がStormtrooperに近づく必要があります。
ストームトルーパーに指定したエリアを巡回させ、侵入者を捜索させることができる「巡回パトロール」機能が搭載されています。
ストームトルーパーが警報を発したら、遠隔操作で「対決」か「排除」するよう任意で命令できます。
予め動く範囲指定を行う必要がありますが、ヨチヨチ歩きしかしてくれないため、巡回できる範囲はかなり狭いです。
ストームトルーパーから送られた警報は、Apple Watchにも届きます。
iPhone Xと比べてみると分かりますが、それほど大きい製品ではありません。
動きが遅く、動作時の音も結構大きめですが、かなり精度の高いファースト・オーダーのストームトルーパーとして飾り、時々動かして遊ぶには良いかもしれません。
関連エントリー
・Apple Store、UBTECH Roboticsのストームルーパー型ロボット「Star Wars Stormtrooper by UBTECH」を販売開始
・CES2018:UBTECH Robotics、ストームルーパー型ロボット「Stormtrooper Robot」を展示