Appleのケーブルが細くなり柔軟性がアップした「Apple USB-C - Lightningケーブル(A1703)」をチェック
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Appleが、2018年05月から販売を開始したUSB-C to Lightningケーブルの1メートルモデル「Apple USB-C - Lightningケーブル(A1703)」をチェックしてみました。
2016年3月に発売開始された「Apple USB-C - Lightningケーブル(A1656)」よりもパッケージが小型化されています。
Apple USB-C - Lightningケーブルを巻いてパッケージ収納するための紙製芯に関して、ケーブルを留める部分のパーツが、両面テープを使用せずに留められる組式構造に変更されていました。
これは、Appleが取り組む「環境」に関連する変更だと考えられます。
旧Apple USB-C - Lightningケーブル(A1656)と、新Apple USB-C - Lightningケーブル(A1703)のケーブルを比べてみると、新しい方が細く、より柔軟な仕様に変更されていました。
旧モデルはケーブルの柔軟性が低く、結構取り回しがし辛い仕様でした。
Lightningコネクタの端子部分に施されていた金メッキ処理が、Apple USB-C - Lightningケーブル(A1703)では、超硬質銀メッキ処理に変更されているようです。
貴金属表面処理の被膜硬度を上げ、めっき厚を低減することで、貴金属材料費を削減しつつ耐久性を確保する2つの事を実現していると考えられます。
USB-Cの24ピンプラグのうち、A2/B2(SuperSpeed信号線、TX、正極)、A3/B3(SuperSpeed信号線、TX、負極)、A8/B8(サイドバンド)、A10/B10(SuperSpeed信号、RX、負極)、A11/B11(SuperSpeed信号線、RX、正極)が無くなっています。
Apple USB-C - Lightningケーブル(A1703)は、USB 3.0仕様のSuper Speedに非対応になった変わりに、USB Power Delivery 3.0(USB PD 3.0)対応になった可能性があります。
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