Green Appleの試み
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アップルは、世界的な流れに遅れる事無く環境問題に積極的に取り組んでいます。
その一つに「製品パッケージ」に対する考え方が有ります。
通常、パソコンや周辺機器などのパッケージは、なるべく表面印刷を少なくし、後から分別しやすい構造で、リサイクル性を高める事を優先している事が多いです。
しかし、MacintoshやiPodの製品パケージは、高品質な表面印刷を施し、製品を箱の中で支えるスチロール材までもデザインを施しています。
むろん、これらは、ちゃんとリサイクル性が考えられているわけですが、こうした高品質なパッケージを採用している大きな理由は、パッケージを美しくすることで、ユーザーが空箱に価値を見いだし、なるべく捨てないで取っておこうと思うように考えられているからです。
Appleのこうした考え方は、貴重な自然資源を保護することだけでなく「ゴミを出さない」ということが一番重要だと考えているからのようです。
GES Exposition Servicesなどは、こうした環境に配慮したデザインを考える「Greener By Design 2008」を6月に開催する予定で、参加企業も一流企業ばかりです。
Appleは、こうした一歩前に出た考え方などにより、米国の環境保護団体、Sierra Clubとその投資顧問、Forward Managementから、積極的に環境問題に取り組んでいる企業トップ10の1社として「Forward Green Leader」に指名されているわけです。
環境保護に関して企業努力に対する厳しい目は、アメリカ証券市場でも非常に重要な要素になりつつあります。それは、製品に対してだけでなく、オフィスワーク全般に対しても厳しい目が注がれるようになってきました。
そうした動きから、Appleでは、最近、夜遅くまで会社で働かないよう呼びかけているようです。
その最大の理由は、照明の使用時間を短縮し、電気の消費量を削減することが目的のようなのですが、夜7時になるとドラが鳴って照明が消されるらしいです。