Apple、2020年度第1四半期決算報告を発表、史上最高を記録
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Appleが、2020年度第1四半期の決算報告を発表しています。当四半期の売上高は918億ドル、純利益は222億ドル、希薄化後の1株当り利益は4.99ドル。前年同期の業績は、売上高が843億ドル、純利益は199億ドル、希薄化後の1株当り利益は4.18ドルでした。当四半期の米国市場以外の売上比率は61%だったと報告しています。
Appleは、2019年度第4四半期決算報告の中で、2020年度第1四半期の業績について、売上高として855億ドルから895億ドル、売上総利益率として37.5%から38.5%と予測していました。
今回は、その予測を上回ったことになります。
各地区の売上高は、前年同期と比較して、アメリカは11%増、ヨーロパは14%増、中国は3%増、アジアは6%増とななっています。
消費税が10%となった日本は10%減となっています。
過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は昨年同期と比べて4%減となります。
iPhoneの売上高は昨年同期と比べて7%増となり、iPadの売上高は昨年同期と比べて12%減となっています。
サービスは昨年同期と比べて17%増となっています。
Wearables, Home & Accessoriesは、AirPods人気によって、昨年同期よりも37%増となっています。
なお、昨年同期の2019年度第1四半期は、最初売上高として890億ドルから930億ドル、売上総利益率として38%から38.5%と予測していましたが、2019年1月に売上高として約840億ドル、売上総利益率として38%とし、業績予測を下方修正していました。
実際の業績は売上高は843億ドル、売上総利益率は37.9%となり、さらに下回った決算報告となっていました。
カンファレンスコールハイライト
12月に一番売れたのはiPhone 11だった
四半期中にApple Watchを購入した75%以上は初めてのユーザーだった
MacおよびiPadの購入者の約半数は初めてのユーザーだった
Apple Payの収益とトランザクション(150億)は前年比で倍
アクティブなAppleデバイスは15億台を超えた(昨年は14億台)、そのうちiPhoneは10億台に近づきつつある(昨年は9億台)
ホリデーシーズンにおける、AirPodsとApple Watch Series 3の十分な数が製造出来ず需要が追いつかなかった。今も不足中
App Storeを含むすべてのプラットフォームで、有料サブスクリプションは4億1800万を超えた
Apple TV+を含め、有料サブスクリプション加入者の目標を5億人としているが、当初の予定よりも早く達成出来そうなので、2020年末までの加入者目標を6億人に変えた
コロナウイルスの発生により、2020年第2四半期の予測範囲を通常よりも幅を持たせることにした
日本の売上高は減少したが、販売規制がある中で挑戦してきた。日本で販売された上位7台のスマートフォンのうち6台はiPhone
ウェアラブル、サービスは日本で会社の平均よりも成長した
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