Apple TV (4th generation)をチェック
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Appleの新型Apple TV「Apple TV (4th generation)」をチェックしてみました。
これまでのApple TV (3rd generation)と比べて、Siri、App Store、他社製コントローラが利用可能になりました。
オーディオ出力は、Dolby Digital 5.1からDolby Digital 7.1にアップしていますが、光オーディオ出力ポートは無くなっています。
サービスおよびサポート用ポートが、USB-Cコネクタに変更されています。
USB-Cポートを使用して画面キャプチャが可能です。
本体よりも、付属する「Apple Siri Remote」の方が特徴的だと思います。
ガラス製Touchサーフェス、Siri用デュアルマイクロフォン、加速度センサーとジャイロスコープ、Bluetooth 4.0、IRトランスミッタ、充電用Lightningコネクタなどが搭載されています。
Apple Siri Remoteは、同梱されているLightningケーブルを接続して充電を行ないます。
1回の充電で数か月持続するリチャージャブルバッテリーが採用されています。
別売のApple Remote Loopも利用できます。
これは、Apple Siri Remote専用で、iPhoneなどに接続してもロックされない仕様となっています。
Apple TV (4th generation)はHDMI CECに対応しているため、HDMI CEC対応テレビとHDMI接続(HDMI 1.2a以降)されていれば、Siri Remoteで電源を入れることで、テレビの電源も一緒に入り、同時に接続されているHDMIソースに切り替わります。
地デジ放送閲覧中でも、Siri Remoteを押すと、Apple TV (4th generation)に切り替えることが出来ます。
トップ画面は、これまでのApple TV (3rd generation)と比べて、より洗練されたUIデザインに変わっていて、Touchサーフェスを動かして操作します。
App Storeが用意されている点が今までとは違い、また、Siriを利用して、様々な情報を表示させることが可能なのも異なる点です。
ミュージックは、iTunes 12に似たUIデザインに変わり、For Youやプレイリストなども利用可能になっていますが、iTines Storeはありません。
マイミュージックは、表示方法が洗練された感じで、利用出来る機能としては従来と同じです。
Beats 1 Radioは、iTunes 12と基本的に同じデザインで、現在再生されている楽曲情報は、iTunes 12のミニプレーヤー表示のようなカバーアートと楽曲情報が表示されます。
かなりシンプルな再生状態になりますが、基本的にインターネットラジオ再生なので、これで十分なのかもしれません。
tvOS専用ゲームとして「Beat Sports」「Rayman Adventures」などがプレイでき、「Shadowmatic」「Asphalt 8」もプレイできます。
Asphalt 8などゲームを起動すると、Apple Siri Remoteの操作方法などが表示されます。
こうした操作は、ゲームやアプリによって異なるため、初回にガイド表示するのは必須かもしれません。
Siri Remoteのホームボタン(テレビアイコン)をすばやく2回押すと各 App を表す小さいウインドウが画面上に列として表示されます。
そこから素早くアプリを切り替えることが出来ます。
また、Touch サーフェスを上にスワイプすると、ハイライトされている App を強制的に終了できます。
検索ボタンは、これまでの文字入力デザインが変わり、文字入力がしやすくなっています。
しかし、音声入力には対応しておらず、Apple Musicなどは、まだSiri検索にも対応していないため、キーワード検索を使用する場面が結構多いです。
App Storeのトップ画面に表示されているアプリだけでなく、tvOSに対応したアプリは結構リリースされています。
ただ、それらはキーワード検索を使用して自力で探すほかなく、リリース日、ジャンル分けもされていません。
tvOSアプリは、多くのデベロッパーが、iOSアプリの購入権利と同一承認している場合が多いため、購入済み Appとして表示される場合が多いです。
ここから使いたいゲームやその他のアプリを探すと良いと思います。
Siriは、現在表示中のコンテンツを元に「初めから再生して」「2分早送りして」「この映画の監督は誰?」などを検索したり出来るほかに、「外の気温は何度?」「現在地の天気」などを探すことも可能です。
テレビのDボタンで呼び出すような機能をSiriで表示されるような感じです。
Bluetooth接続デバイスは、Apple Siri Remoteだけでなく、SteelSeries Nimbusワイヤレスゲームコントローラ、Beats by Dr.Dre Solo2 Wirelessなども接続して使用することが可能です。
なお、サポート情報によると、コントローラーはMFi (Made for iOS)認証されているものかしか使用出来ないそうです。
tvOSのバージョンは「tvOS 9.0(13T396)」がインストールされています。
HDMI 1.4仕様なので、3D映像と3840×2160 (30p)、4096×2160 (24p) の解像度にも対応していますが、出力出来る映像解像度は1080p HD/60fpsまでとなっています。
tvOSのスクリーンセーバーで「航空写真」を選ぶと、世界各国34ヶ所を空撮したHDビデオが表示されます。
このスクリーンセーバーをMacで使用出来るようにしたデーターが、GitHubで公開されています。