Appleの11インチiPad Pro(第2世代)用Magic Keyboard - 日本語をチェック
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Appleが発売を開始したiPad Pro 11-inch (2nd generation)用トラックパッド付きキーボード「11インチiPad Pro(第2世代)用Magic Keyboard - 日本語」をチェックしてみました。
この他に、iPad Pro 12.9-inch (4th generation)用トラックパッド付きキーボード「12.9インチiPad Pro(第4世代)用Magic Keyboard - 日本語」も発売されています。
11インチiPad Pro(第2世代)用Magic Keyboard単体の重さを計測したところ593gでした。
11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folioの重さは293gで、300g重くなっています。
なお、12.9インチiPad Pro(第4世代)用Magic Keyboard単体の重さは701gとなります。
Apple 11インチiPad Pro(第2世代)用Magic Keyboardのカバー分は約80度までしか開かず、カバー3分の1位置にある下部分が倒れることで、底面から約60度の傾斜角にiPad Proの画面を固定できりる「フローティングカンチレバー」設置が可能です。
カバーは、180度開いたり、背面に回したりは出来ず、スタンド付きキーボードとして使用することが前提となった設計となっています。
Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioのキーボード部分を比べてみました。
Magic Keyboardは、MacBook Pro (16-inch, 2019)、MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)と同じシザー式キーボードで、Smart Keyboard Folioのキーボードとは構造も表面実装も異なります。
キーの運びは約1mmで、MacBook Pro (16-inch, 2019)、MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)と同じとなります。
矢印キーの配置も逆T字型配列となっていて、Macのシザー式キーボードと統一されたデザインであることが分ります。
カバー部分のマグネット位置をポケッタブルマグナビュワーで確認したところ、Smart Keyboard Folioと比べて倍以上のマグネットが入っていることが確認できました。
この小さなマグネットを多数カバー部分に装備することで、iPad Pro本体を支えていることになります。
ヒンジ部分には、iPad Pro本体を充電するためのUSB-Cポートが装備されています。
パススルー仕様のため、USB周辺機器を接続して認識させることはできません。
また、USB-C to Lightningケーブルを接続し、iPad ProからiPhoneを充電するといった充電出力機能もありません。
Magic KeyboardにはMacBook ProやMacBook Airのキーボードと同様にバックライト付きキーとなっています。
iPad ProにMagic Keyboardを接続すると、設定>一般>ハードウェアキーボードの項目に「キーボードの輝度」調整するスライダーが表示されます。
また、修飾キー設定の項目も表れます。
バックライトキーボードは、iPad Pro本体の環境光センサーを元に自動発光します。
環境に十分な明るさがある場合は、バックライトキーボード機能は停止し、十分な明るさがない場合、環境に応じて発光します。
強制的にキーボードのバックライト発光させる機能はありませんでした。
iPadOS 13.4以降から利用可能になった「トラックパッド」機能も有効になります。
軌跡の速さ、ナチュラルなスクロール、タップでクリック、2本指で副ボタンのクリックなどの調整が行えます。
iPadOS 13.4以降のiPadにMagic Trackpad 2を接続した場合と同様に、1本指、2本指、3本指でトラックパッド上を操作することで、複数のアクションが実行できるマルチジェスチャ操作に対応しています。
また、画面のさまざまな要素の上を動かすとで、カーソルの形状が変わります。
Apple 11インチiPad Pro(第2世代)用Magic Keyboardのスタンド状態で、Apple Pencil (2nd generation)を使用してみました。
画面の角度が制限されるため、Apple Pencil (2nd generation)をメインに使用する方の場合自由度が損なわれると思います。
あくまでスタンド付きキーボードで、カバーがメインではないアクセサリーだと考えた方が良さそうです。