iOS 12:For Youタブが追加され、RAW編集にも対応した「写真」アプリ
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
iOS 12の「写真」アプリが新しくなり、ライブラリ内にある写真を機械学習によって解析し「おすすめの写真」を提案してくれるようになります。
また、従来、タブ表示だった「メモリー」「共有」アルバムのアクティビティなども一緒に表示されるようになります。
なお、For Youと検索は、写真アプリによってライブラリをスキャンする必要があるため、初期設定時に表示されるようになるまでに、iPhone/iPadを電源に繋いで一晩待つ必要があります。
また、iCloud Driveを無料(5GB)で使用してる場合、空き容量が少ないと作成されるのに時間がかかります。
メモリーなどで提案されたアルバムを右上のアクションボタンから「写真を共有」を選択し「友達と共有しますか」?で「次へ」を選択すると、アルバム内にある写真から顔認識によって、送る相手候補がリスト表示されます。
この候補に連絡先情報を追加することで、簡単に写真共有の提案が行えます。
あなたがほかの人から写真を受け取ると、あなたのデバイスは同じイベントの写真をライブラリから探し、あなたからも写真を共有するように提案することができます。
検索は、写真アプリによってライブラリをスキャンした結果に基づき、モーメント、人々、撮影地、関連のある日付を提案してくれます。
検索キーワードは、イベント名、一般的なジャンル名、特定の場所名などが使用可能です。
複数の検索キーワードを組み合わせて一段と精度の高い結果を得ることも可能です。
アルバムは、これまでイベント毎のアルバムとメディアタイプのアルバム、サードパーティ製アプリが作成したアルバムなど、全て四角いサムネイル付きフォルダによる表示でしたが、iOS 12からは、メディアタイプの場合、リスト表示に変わりました。
また、ほかのアルバムから読み込みした数、非表示写真の数、最近削除した項目数などもリスト表示されるようになりました。
A9チップ以降を搭載したiPhone、iPadの写真アプリで、RAW 画像をネイティブ編集できるようになりました。
RAW形式ファイルを編集しようとすると、画像の左上に「RAW」の透かし表示がされます。
iOS 10からRAW画像の読み込みと編集は可能でしたが、写真アプリのRAW編集は、RAWファイル内にあるJPEGファイルを使用した編集で、ネイティブRAW編集は、他社製アプリを使って行う必要がありました。
Lightning - SDカードカメラリーダーを使用した場合の写真や動画の読み込みが大幅に改良されました。
SDカード内に保存されている写真や動画の枚数と容量が表示されるようになり、選択して読み込みしようとしているファイル容量も表示されるようになりました。
また、読み込み先も選べるようになり、絞り込みされたイベントを選択して読み込みすることもできるようになりました。
読み込み速度自体も改善され、また、読み込みする前にSDカード内にある写真を拡大表示して事前確認することなども出来るようになっています。