CP+2016:ニコン、1型センサー搭載コンパクトデジタルカメラ「DLシリーズ」を展示
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CP+2016において、ニコンが、ローパスフィルターレスの有効2,081万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「DLシリーズ」を展示していました。
同社として、1型センサー搭載のレンズ一体型コンパクトデジタルカメラは初となります。
3製品共に最高感度はISO12800で、画像処理エンジンは4コアCPUを搭載した「EXPEED 6A」が搭載されています。
BluetoothとWi-Fi機能を内蔵し、iPhoneアプリ「SnapBridge」を使用して撮影画像を自動転送したり、日時/位置情報の自動同期が可能となっています。
発売は2016年6月予定となっています。
超広角18mm相当の撮影画角で開放F値1.8を実現した「DL18-50 f/1.8-2.8」は、レンズにナノクリスタルコートを採用し、DLシリーズの中で段数性能が高いモデルとなっています。
f/1.8-2.8、35mm判換算で18-50mm相当の撮影画角を持つズームレンズデジタルカメラとしては初めて、レンズ交換式でも、シグマのズームレンズが18-35mm F1.8 DC HSMとなり、望遠側が足りない状況です。
タッチパネルを採用したチルト式3型約104万ドットの有機ELモニターを搭載しています。
外付けEVF「DF-E1」に対応していますが、その場合フラッシュは使用出来なくなります。
35mm判換算で18-50mm相当の撮影画角を使ったセルフィー撮影は、片手を伸ばして撮影する場合、広角レンズを使用せず、カメラ本体だけで撮影が可能になり、これは、他のカメラと比べた場合、かなりアドバンテージが高いと思います。
高い解像力と美しいボケを実現した「DL24-85 f/1.8-2.8」は、COOLPIX P340の後継機種とも言える製品で、f/1.8-2.8、35mm判換算で約340mm相当の撮影画角性能を持ちます。
COOLPIX PAで採用された中央部の外付けEVF「DF-E1」に対応し、フラッシュ使用も可能です。
シャッタースピード3段分のNDフィルターを内蔵し、バッテリーはEN-EL24で、撮影可能枚数は約250枚となっています。
また、レンズ前約3cmのスーパーマクロに対応し、フォーカスブラケティング機能も搭載しています。
超望遠撮影時にも周辺部まで優れた解像力を発揮する「DL24-500 f/2.8-5.6」は、広角24mm相当から500mm相当をカバーし、野生動物や飛行機、山岳撮影など、さまざまなフィールドでの作品づくりを楽しめます。
0.39型有機ELパネルの約236万ドットEVFを内蔵し、動体撮影時に被写体を追いやすいSPORT(VR)モードを備えています。
タッチパネル採用のバリアングル方式3型約104万ドットの有機ELモニターを搭載しています。
マイク端子位置が軍艦部の左端上部に装備されています。
一般的なデジタルカメラの場合、左側面部にマイク端子は装備されていたと思いますが、この端子位置は結構使い勝手が良さそうでした。