バッファローのThunderboltおよびUSB 3.0接続対応HDドライブ「HD-PATU3シリーズ」をチェック
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
バッファローが発売を開始したThunderboltおよびUSB 3.0接続対応HDドライブ「HD-PATU3シリーズ」をチェックしてみました。
今回試したのは1TBモデルの「HD-PA1.0TU3」モデルです。他に500GBモデルの「HD-PA500TU3」も販売されています。
本体には、USB3.0 Micro-Bコネクタ、Thunderboltコネクタがあり、それ以外はありません。
Thunderbolt接続の場合の最大消費電力は10W、USB 3.0接続の場合の最大消費電力は4.5Wで、どちらの接続でもバスパワーで動作します。
背面と側面を覆う筐体部分はアルミ無垢材が採用されていて、Macを意識した作りとなっています。
また底面側にパワー・アクセスランプが装備されています。
付属品として、長さ50cmのThunderboltケーブルと、USBケーブルが同梱されています。
初期のThunderbolt製品には、Thunderboltケーブルは同梱されていませんでしたので、別途購入する必要がないのもポイントです。
さっそくMacBook Pro (Retina Mid 2012)に接続してみました。
こうしてみると、一般的なポータブルHDドライブよりも大きい気がします。
Blackmagic Designのベンチマークアプリ「Blackmagic Disk Speed Test」を使用してベンチマーク計測を行ってみました。
転送速度結果はUSB 3.0接続の場合「Read:110MB/s、Write:109MB/s」という結果でした。
ウエスタンデジタルジャパンのFireWire 800/USB 2.0接続ポータブルドライブの2TBモデル「My Passport Studio 2TB」をUSB 2.0接続で使用した場合「Read:31MB/s、Write:35MB/s」でしたので約3.5倍高速な環境で利用可能だとわかります。
Thunderbolt接続の場合の転送速度結果は「Read:110MB/s、Write:109MB/s」という結果で、USB 3.0接続と一緒でした。
My Passport Studio 2TBをFireWire 800接続で使用した場合「Read:63MB/s、Write:36MB/s」でしたので約1.7倍高速な環境で利用可能だとわかります。
システム情報でドライブ情報を確認してみると、5400回転ドライブが使用されていることが確認出来ました。
5400回転ドライブ使用なので、他のUSB 3.0接続ドライブと同程度の性能しか出ないことがわかり、Thunderboltポート性能を発揮するのは難しいということが分かりました。
これならばThunderboltポートオンリーの外付けドライブか、2012年モデルのMacBook Pro/MacBook Airでの利用だけならば、他のUSB 3.0接続ドライブを選んだ方が、価格と性能のバランスが良い気がします。