OWCのデュアルドライブ搭載 RAID対応 オールインワン Thunderbolt 3ドック「OWC Mercury Elite Pro Dock」を試す
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Other World Computingが、デュアルドライブ搭載 RAID対応 オールインワン Thunderbolt 3ドック「OWC Mercury Elite Pro Dock」を販売開始したので試してみました。
MacBook Pro、MacBook Airユーザーにとって必要な4つの機能(ストレージの追加、接続の追加、バッテリーの充電、SDカードの読み取り)を1つに統合した、オールインワン Thunderbolt 3ドックです。
今回は、Seagate製3.5インチBarraCudaの2.0TBドライブを2個搭載したモデルを使用しています。
前面には、SD 4.0 (UHS-II) カードリーダーが搭載されています。
背面には、DC電源アダプタポート、Thunderbolt 3ポート x2、USB 3.1 Gen 1 Type A x2、DisplayPort 1.2 ポート(4K/60Hz)、ギガビットEthernetポート(RJ-45)、セキュリティスロットが装備されています。
EDACPOWER Electronics製の120W(12V/10A)DC電源アダプタ「EM11011H-120」が付属しています。
コンセント部は3P電源プラグ仕様のため、3P電源プラグ接続に対応した電源タップか、2P電源変換アダプタ等が必要になります。
OWC Mercury Elite Pro DockをMacBook Pro (15-inch, Late 2016)にThunderbolt 3ケーブル接続し、前面にあるSD 4.0 (UHS-II) カードリーダーにSDカードを入れてみました。
システム情報で確認したところ、USB 3.2 Gen 1 (5Gbps)でマウントされていました。
Dellの27インチ4Kディスプレイ「Dell P2715Q」にDisplayPortケーブルで接続し、マルチディスプレイ環境が使用できました。
Thunderbolt 3およびUSB-C接続のディスプレイも接続できます。
AJA System Test Liteで、RAID 0構成のドライブ速度を計測したところ「Write:394MB/s、Read:405MB/s」という結果でした。
ギガビットEthernetポート(RJ-45)は背面上部に装備されています。
PCIe v2.1 (2.5 GT/s)仕様のIntel Ethernet Controller I210-ITが採用されています。
OWC Mercury Elite Pro DockのThunderbolt 3ポートとMacBook Pro (15-inch, Late 2016)のThunderbolt 3ポートをThunderbolt 3ケーブルで接続し、システム情報で電源を見たところ「27W」の給電となっていました。
MacBook Pro シリーズで使用する場合、別途電源が必要になると思います。
背面にあるプラスネジを2個外すと、フロント部分にあるドライブベイが取り出せます。
2.5インチSATA HDD/SSD、3.5インチSATA HDD/SSDを搭載することが可能です。
背面にRAID切り替えとして、RAID 0 striping、RAID 1 mirroring、SPAN、JBODの4モードが用意されています。
OWC Mercury Elite Pro Dockを使用することで、MacBook ProやiMacのThunderbolt 3ポートを無駄にすることなく、ストレージ環境、拡張ハブ環境と合わせて4Kディスプレイ環境を手に入れることが出来ます。