The Official Boardで、AppleなどIT企業の組織図を見てみた(2013)
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
世界中の大企業3万社の組織図の検索が可能な「The Official Board」で、AppleなどIT企業の組織図を見てみました。
無料会員登録では、15社までの詳細な組織図を閲覧することが可能で、プレミアム会員(21ドル/月)になると、全ての組織図を制限なく閲覧でき、エクゼクティブにEメールでコンタクトすることができるそうです。
最初はやはり「Apple」を見てみました。上位部門にカーソルを重ねると、下部部門が表示されるようになっています。
Philip Schiller氏のワールドワイドマーケティング部門の下には、iPhone、エデュケーション、ソフトウェアがあり、iPadに関してはマーケティングと製品ディレクターの2つが置かれていることが分かります。
Eddy Cue氏のInternet Software and Services & Siri and Maps部門の下には、コンシュマー&Proアプリに加え、iTunes、iAdそしてApple Onlie Storeが置かれていることが分かります。
特徴的なのは、Katie Cotton氏のグローバルコミュニケーション部門で、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本の4つに加え、Buzzマーケティング担当が置かれています。
Craig Federighi氏のソフトウェアエンジニアリング部門には、iOS、OS X部門があるはずですが、組織図としては秘匿されているようです。
次に「Google」を見てみると、Motorola Mobility、YouTubeといった買収した企業は、完全統合されているわけではなく、子会社のような組織になっているようです。
また、エンジニアリング部門が複数有り、サービス別に分かれているようで、Geo and Commerce部門には米国エンタープライズセールス部門が置かれていて、位置情報に関するマネタイズが大規模に実施されていることが推測出来ます。
続いて「Twitter」を見てみると、Dick Costolo CEOの下に置かれた部門の下に細分化された部門が少ないことが分かります。
サービスがシンプルなので、組織もそれほど複雑化する必要がないのかもしれません。
世界最大のSNSサービス「Facebook」を見てみると、Sheryl Sandberg COOの下に、8つもの部門が置かれていることが分かります。
Mike Schroepfer CTOの下に置かれた部門よりも数が多くなっています。
Microsoftを見てみると、Windows、Windows Phoneは分かれた部門で、Microsoft Officeも別部門となっているようです。
また、マーケティング部門は、Microsoft Retail Salesが置かれており、MicrosoftにとってRetail Storeはマーケティングの一環ということが見てとれます。
最後に「Adobe」を見てみると、 Global MarketingとOmnitureを担当するDigital Marketingとで分かれていて、Digital MediaとPrint and Publishingが部門として分かれていることが見てとれます。