iPhone 5s ベンチマークレポート(64bit計測値付き)
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Appleの新型iPhone「iPhone 5s」のベンチマークを「Geekbench 3」を使って計測してみました。
比較対象として、iPhone 5c、iPhone 5、iPhone 4S、iPhone 4、iPad (4th generation)、iPad (3rd generation)、iPad 2、iPad mini、iPod touch (5th generation)、iPod touch (4th generation)のスコア値(iOS 6環境)を用意しました。
Geekbench 3は、Ver.3.1以降から64bitバイナリーを含んだ形式に変わり、その前のバージョンで計測すると32bitバイナリー計測になるため、64bit対応とそうでない場合とのベンチマーク差を知る事が出来ます。これはMac版でも同様で、15%以上(Core仕様による)アップします。
結果は、32bit計測の場合、シングルコア、マルチコアのスコア値をiPhone 5と比べると、どちらも約1.4倍高速という結果でした。
64bit計測の場合、シングルコア、マルチコアのスコア値のどちらも約2倍高速という結果でした。
Geekbench 3
・iPhone 5s(64bit)
・iPhone 5s(32bit)
次に3D性能を「GFXBench」を使用して計測してみました。
行ったテストは、オンスクリーンで3Dデータをレンダリングして計測する「GLBenchmark 2.5 Egypt Classic HD」と、オフスクリーンで3D性能のみを計測する「GLBenchmark 2.5 Egypt Classic offscreen HD」の2項目です。
iPhone 5sのGPU性能は、iPhone 5と比べて、オンスクリーンは約1.3倍、オフスクリーンは約1.8倍速いことが確認出来ました。
最後に「SunSpider 1.0.1 JavaScript Benchmark」を使用して、SafariのJavaScriptベンチマーク性能を計測してみました。
結果は、iPhone 5よりも約2.2倍速いことがわかり、iPad (4th generation)よりも約2倍速いという結果となりました。
Webアプリが、従来と比べて2倍速い速度で利用出来ると考えられます。
これは、iOS 7が64bit対応しており、含まれるSafariも64bitで動作していると考えると、Geekbench 3の64bit計測値よりも高い値が出ていると考えられます。