Appleが、旧iPhoneのバッテリおよびパフォーマンスに関する意図的な減速仕様に関して謝罪しています。

サポート情報「iPhone のバッテリーとパフォーマンス」で説明するように、バッテリーが劣化すると、その影響で iPhone のパフォーマンスにも変化が表れ、突然のシャットダウンを防ぐために、iOS 10.2.1 (2017 年 1 月リリース) には、旧モデルの iPhone でこういった突然のシャットダウンが起きるのを防ぐための機能改善が盛り込まれたそうです。

これには、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE で、パフォーマンスの瞬間的なピークをダイナミックに管理し (ただし必要な場合のみ)、デバイスが突然シャットダウンするのを防ぐ機能が含まれていたが、それらを顧客に説明しなかったことを詫びています。

今回の件に関して、iPhone 6以降のモデルのバッテリー交換費用を、2018年1月〜12月に50ドル値下げし、2018年初頭に、iPhoneのバッテリーの状態をチェックしやすい機能を追加するiOSアップデートを配信するそうです。

Update：日本では、バッテリーの交換が必要なiPhone 6以降で保証対象外のiPhoneのバッテリー交換の金額を8,800円から5,600円減額し、3,200円とするそうです。

この対応は2018年12月まで全世界で継続されます。