iPhone 11 ProのWi‑Fi 6 性能をチェック
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エレコムのWi-Fi 6 Gig+ルーター「WRC-X3000GS」を使用して、iPhone 11 ProのWi‑Fi 6 性能をチェックしてみました。
WRC-X3000GSは、Intel Home Wi-Fi Chipset WAV600 Seriesを採用し、IEEE802.11ax(Draft) : 5GHz帯 最大2402Mbps 2.4GHz帯 最大574Mbps / IEEE802.11ac : 最大1733Mbps / IEEE802.11n : 最大400Mbpsの性能を持っています。
比較対象は、Wi‑Fi 4/5対応のiPhone XSです。
Appleは、iPhone 11 Proを含め、各iPhoneの無線LANについての詳細を明らかにしていません。
FCC(米国連邦通信委員会)に提出された資料から、2.4GHz帯の場合、iPhone XS(2x2 MIMO対応802.11n (HT20):144.4Mbps)、iPhone 11 Pro(2x2 MIMO対応802.11ax (HE20):286Mbps)、5GHz帯の場合、iPhone XS(2x2 MIMO対応802.11ac (VHT80):866.7Mbps)、iPhone 11 Pro(2x2 MIMO対応802.11ax (HE80):1200.8Mbps)仕様であることが分りました。
WRC-X3000GSは、2.4GHz帯と5GHz帯のうち、混雑していないほうの帯域を自動的に判別し、どちらかに接続可能にする「バンドステアリング」機能が搭載されています。
今回は、このバンドステアリング機能をオフにして、2.4GHz帯と5GHz帯の2つのアクセスポイントに分け、それぞれの実行速度をRBB SPEED TESTアプリで確認しました。
インターネット回線はNURO Bizを使用しています。
2.4GHz帯のテスト結果は、iPhone XSは下り59.23Mbps、上り16.49Mbps、iPhone 11 Proは下り102.91Mbps、上り130.35Mbpsという結果でした。
iPhone XSと比べてiPhone 11 Proは、約1.7倍速いことが分りました。
5GHz帯のテスト結果は、iPhone XSは下り165.54Mbps、上り201.18Mbps、iPhone 11 Proは下り356.79Mbps、上り196.04Mbpsという結果でした。
iPhone XSと比べてiPhone 11 Proは、約2倍速いことが分りました。
この性能は、iPhone 11、iPhone 11 Pro Maxでも同じだと思います。
今後、AppleはWi-Fi 6対応に移行すると考えられます。